「問いかけ」を通じて、
「深刻な状態かもしれないな」と会社組織として判断した場合、

どうするのか:


・ただちに専門医の診察を受けてもらう。

・専門医の意見に基づき、業務や環境を調整する。

・慢性的な長時間労働をできるだけ制限する。

・休暇取得を勧めたり促進し、ゆっくり休める環境作りを考える。

・人間関係によるストレスやプレッシャーを極力回避する。


ここで「あなた」から次のような声があがるかも・・・


「う~ん」

「ウチは小さいソフトハウスだからね」

「外部の専門家に相談したい場合・・・」

「嘱託の精神科医なんていないし、どこに聞いて良いか
わからないな・・・」


そのような場合は:

(1)「保健所」に相談する方法もあるようですが・・・

(2)「管理者が相談できる窓口」として
「都道府県精神保健福祉センター」に問い合わせを行う選択肢
がある:

(2-1)[精神保健福祉センター」とは各県、政令市にほぼ一箇所ずつ
設置され、

(2-2)精神保健福祉に関する相談の窓口を有する公の相談機関で、

(2-3)精神科医、臨床心理技術者、精神科ソーシャルワーカー、保健士
などの専門職が配置されている、

とのこと。


必要に応じて、専門的な公的機関を活用してみる手はある。


さて、

これまで13回に渡って、「企業組織」と「うつ」との関りについて
話しを進めてきた。


「ある一線」を超えてしまうと取り返しがつかないかもしれない
「うつ病」。

その「ある一線」が密かに背後から忍び寄っているなんて・・・
本人も気付きやしないだろう・・・

だからこそ、周囲・・・組織、家族そして友・・・が未然に
食い止めるための「努力」を怠ってはならない・・・


そう思うのだ。
「人」と「人」との関りから導かれる大切なものを求めて・・・


最期に:

「あなた」にとって、このブログのどこかに前向きなヒントあるいは
キッカケの一つでもあっただろうか・・・
勿論、自信はない・・・

一言:

つたない文章にもかかわらず、忍耐強く目を通していただいたこと、
深く感謝します・・・本当にありがとう。


また、近々、別のテーマで「あなた」とまたお会いしたい・・・(完)