突然ですが・・・
「電通事件」をご存知だろうか?

S氏(当時24歳)はあの有名な大手広告代理店の社員。

入社2年目の1991年に、
突然、自ら命を絶つ「悲劇」が起きる。

ご遺族が:

『睡眠時間も満足に取れないような労働条件で、過労から「うつ病」
になったのが自殺の原因だ』

として、会社側に損害賠償を求めた事件のことだ。

弁護側の試算によると、
S氏の1ヵ月当たりの平均残業時間は147時間。

そのような長時間の勤務状況の中で、S氏は次のようなことを周囲に
漏らすようになったという:

「もう人間としてダメかもしれない」
「ノイローゼ気味だ」
「霊に取りつかれたみたいだ」


その様子は「悲劇」の予兆だったのだろうか。

それでもS氏は休もうとしなかった・・・

その日の数日前から、イベントの仕事で忙しく立ち回り、無事終えて帰宅
したのが8月27日の早朝。

その日、S氏は弟さんに次のように告げる:

「会社には行かないで医者に行く」

その直後に「悲劇」が起きている。


ああ・・・


to be continued