手術の内容について、術後すぐ、医師から家族へ説明がありました。
その頃、私はICUにいたので、もちろん何も聞いていません。

後日、家族から話を聞きました。

・手術時間 : 6時間(心停止:2時間)
・内容 : 弁形成(人工弁輪・牛心膜パッチ)
・輸血 : なし


手術前、心エコーを見る限り、
腱索が切れて、そこから高度の逆流が起きていると考えられていました。

しかし、心臓を開けてみると、
腱索は、もちろん切れていたのですが、
弁に穴がポッカリ開いていたそうです。
そこから、高度の逆流が起きていたのでしょう。
穴に牛心膜パッチをあてる処置をしたと聞きました。

「穴が空いていた」ということは、
その破片はどこにいっちゃったの?と思いますが、
それが後日、塞栓となって梗塞を起こさせるようなことはないそうです。
うーん、菌で熔けちゃったってことなのかな?


そして、付着しているはずの菌の残がいが、見当たりませんでした。
(本来は、菌の残がいを取り除く予定でした)

そのため、もしかしたら、どこかにまだ残っているかもしれないとのこと。
免疫力が落ちた時に、それが悪さする可能性がなきにしもあらず、だそうです・・・・。


輸血は、一切行わなかったそうです。

術後、様子を見て必要ならば輸血する予定でしたが、
結局、輸血をせずに済みました。

その代わり、数日間は顔が青白く、
時折めまいでクラクラしていましたが。


手術時間が予定より長かったのは、
弁形成もあるでしょうが、止血に時間がかかったそうです。

家族からすると、別れの挨拶をしてからICUで会えるまで、
9時間かかったそうです。
5時間くらいで会えるはずだったので、相当心配していたそうです。


牛心膜パッチの話を聞いたときは、
生体弁と同じなの? 再手術が必要なの?
と焦りましたが、半永久的に持つため、再手術不要だそうです。


しかし、穴が開いていたとは、、、。
そりゃ、体が辛いはずだ。

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