つらつらと描き始めた独り言のようなブログのほとんどは私自身の過去が関与している。書いている時も、読み直す時も、思い出の一つとして、一つの物語として、私は全てを楽しんでいる。


 おそらく私は私の歩んできた人生という物語を読みたいのだろう。自分が死ぬ間際、今まで生きてきた時間を最初から一つの本にして窓辺で読んでいたい。しかしそれははるか先のことだろう。

 今はただ1人の書き手として人生を描いていこうと思う。将来それを読むことを楽しみにしている自分のために。