昔々、あるところにそれは「白雪姫」という
それは美しいお姫様がいました。
お姫様は毎日休みなくあるピアノのお稽古に愛想を尽かし…
「どこでもいいわ。連れてって頂戴。
あ。ただし、
最高級品のベッドと枕があって、そこそこ豪華な料理をだしてくれて、ジャグジーのお風呂があって、クーラーがあって、執事が2匹いて、お洋服が1000着あるような場所がいいわ。」
リムジンは白雪姫の家出地を目指し走り続けました。
一方その頃
最近バナナが1番似合うとたたえられた女王様は浮かれに浮かれ毎日毎日遊んでいました。
そんなある日、
Yahoo!をみていたら
「最近、急上昇中!次世代のバナナクイーン現る」というニュースがトップに来ていることに気づきました。
みてみると…
なんてことでしょう。
女王様ではなく白雪姫というヤツの名前がかいてありました。
女王様はおこりました。
そしてTwitterでつぶやきました。
女王様は、ビビりでした。
白雪姫に毒をもろうという勇気はなかったようです。
そうしている間に白雪姫は現地につきリムジンを降りて…
高級ホテルに入って行きました。
家出生活1日目。
いつもと違う部屋。いつもと違う匂い。いつもうるさい召使い
がいないことを喜んでいた白雪姫。
一時間後
寂しくなってきました…
そして、家出に飽きたので帰ることにしました。
家出時間約一時間。
その後、二度と家出をすることはなくなったとさめでたしめでたし
「白雪姫の初めての家出。完」