死とどう向き合うのか?そんな課題が急にやってきました
というのは、2匹の飼い犬のうちの一匹が病気になったのです
ジャッキー(老犬15歳)が吐いて、一つもエサを食べない!
散歩から帰ってきて、家に入れようとしても、部屋にも入ってこない。
そんな事態が急に起こりました。
しかも来る日も来る日も続き、とうとう4日間
これまでは、吐いたり、下痢したりしても、1日か2日で
大抵復活するのに!!
これは、獣医さんに見せて、何とかしてもらわないと!
夫に話すと「90歳すぎのおばあさんだから、きっと老衰」
「土を掘ってもぐって寝ているんだよ。少しずつ
死への準備をしているんだから、見守ってあげよう」という返事
彼はジャッキーと15年間
一緒に生きてきている。私はたかだか2年半
彼の方がジャッキーについてはわかっているし、
感じるものもあるのだろう。
そう思って、1度は私も納得したのだが
だんだん弱っていくジャッキーを見ているのはつらく
何とかならないものかという気持ちもあがってきました
「何が起きているのか、知りたい。
1度は獣医さんに診てもらいたい!」
「後で後悔するのはいやだ!」と再度言ってみました。
「車に乗るのもストレスがかかってかわいそう」
という返事でしたが
何度か話しあいを重ねて
何とか診てもらう事になりました。
しかし、獣医さんに見せる予定の日
彼がけがをして、行けなくなりました。
「そんなにも獣医さんに連れていきたくないんだな」
「身体で拒否しているのかな?」と感じていると
彼から「最後に点滴したり、
人間の都合で延命治療するのはどうかと思う」と言われ
結局行かないことになりました。
その後、また吐いて食べない日が続き、
とうとう1週間になりました。
「もうこのまま老衰していくのかな?」
途中仲間たちに遠隔でエネルギーを送ってもらう
サポートもしてもらいましたが
エサを食べる所までは
なかなかいかない状態でした
1週間たった日、エサは食べないけど
散歩にいくとジャッキーが動き始めた日がありました。
これは最後にみんなにさよならを
いうために出てきたんだと感じました。
人間もよく、亡くなる前に
少し元気になる日があります。
きっとそうだと、
これまでジャッキーを可愛がってくれた
友人家族に連絡をして、
会いにきてもらったりしました
これが最後になるかもしれない。そんな思いを抱えながら
子どもたちと無邪気に遊ぶ様子を見ながら
涙が出てきました。
ジャッキーがくれたこれまでの幸せな時間が
次々に思い出されてきました
それから1日。そして1日
2日ぐらいたって、急にエサを少しずつ食べるようになりました
なんでそうなったのか?
仲間に遠隔でエネルギーを送ってもらったのが良かったのか、
土の中で自然にデトックスされたのか?
どういう経緯で治ったのかはわかりません
また戻るかも?とこわごわ見守っていましたが
それから徐々に普通の状態に戻っていきました。
なんせ、高齢なので、またいつどうなるのかは、わかりません。
しかし、一旦は戻ったみたい
今回の件は、何のメッセージだったんだろう?
ワンちゃんはどういう終わりを望んでいるのか?
病院に行って延命するのがいいのか?
一緒にいる時間を大切にして
自然に終わりを迎えるのが、いいのか?
沢山考えました。
そして、また当たり前のように過ごしている
毎日がいかにありがたいのか?
今頂いている生を大事に
一緒に生きて行こうと思いました
ワンちゃんの危篤状態からもらったプレゼント
夫とも改めて、どう生きていきたいのか?
ワンちゃんの終わりをどうしていきたいのか?
お互いに話す時間を沢山もらえました
喧嘩のようになったやりとりが
何度もあったけど、
命が関わることだから、後悔しないように
お互い自分の思いを伝えあえて、共通理解が深まりました。
ワンちゃん二匹と夫と4人の生活
改めて1日1日を大切に生きて行こうと思いました