6月12日0時過ぎ
僕の横で寝ていた嫁が突然起きて離れていった
心配になり「どうしたの?」と聞くと
「なにもないよ。」と一言
「俺なにかした?」
「隠してる事ない?」
「いや、何もないよ。」
「本当?何もないなら話さなくていいよ。」
「何の事?その言い方はあるって事?」
「心当たりない?」
「無いとおもうけど」
僕はそのうち落ち着きがなくなり、落ち着かせるためにトイレに行った。部屋に戻り話を切り出した。
「実はおれ花が寝てる時に1人でした。」
「他には?」
「花の携帯を黙って開いて見た。」
「他には?」
「えっと…女の人に連絡をしました。」
「あとは?」
「無いです。」
「初めは無いって言い張ってたね。そんなに私の事騙して楽しい?もう卓郎の事信じられない。」
「ごめんね、次からは気をつけるから信じて」
「信じたいけど、また同じ事をされるのかなって、思っちゃって信じられない。」
「そうか…俺どうしたらいい?」
「離婚しよ」
「ごめんなさい!俺が悪かった!もう一度チャンスを下さい。花と別れたくない!」

深夜2時に出て行こうとする嫁を必死に抑え、反省の気持ちを訴えて続けた。

深夜3時
号泣していた嫁の気持ちが落ち着きだし、嫁は「卓郎の事大好きだし、信じたいけど信じられない。」「あと、もう2度とこんなことしないでね。」
「分かったもうしない。これからずっと花のこと見てるし、離れないし、支えて行くよ。」
「分かった。けど花は卓郎にやられたことに対して許せないし、受けた傷も治らないし、信じられないけど大丈夫?」
「もちろん、わかってるよ。」
こうして話が終わった。

今回僕が学んだことは、自分のちょっとした軽率な行動で花に傷をつけてしまった事と花の信頼を裏切った事。反省をしている。