国立劇場が10月いっぱいで建替の為閉場となり57年の歴史に幕をおろし、新国立劇場にバトンタッチとなります。
国立劇場には行った事がないのに閉場とは！！
閉場前に国立劇場で歌舞伎が観たくて先月弾丸で行って来ました！
演目はまたもや妹背山婦女庭訓
今年は春と夏に文楽で通しで観たけど、歌舞伎で観るのは初めてなので楽しみ〜
旧国立劇場がなくなってしまたら国立劇場通りの名称もなくなるのかな？
時間があったので先に伝統芸能情報館で開催していた芸能資料展を見に行きました
国立劇場所蔵の貴重な資料や映像が見れました
国立劇場の外観は画像では何度も見た事があったけど想像以上に大きくてびっくり！
シンプルで品のある外観ですよね
そして楽しみにしていた平櫛田中の鏡獅子！
まるで生きてるみたい
すごいかっこいいー
最初で最後の国立劇場を堪能する為、全階散策
3階ロビーではポスター展が開催中！
昭和40年代の貴重なポスターやおしゃれなポスターがたくさんあって楽しめましたー
館内には休憩出来るスペースが沢山ある事に驚きました
食事処の他、無料休憩室や、各階に椅子テーブルがこんなに置いてくれている劇場は初めてで感動
せっかくなので売店でお弁当を買って座って頂きました
妹背山婦女庭訓は9月に第一部、10月に第二部の公演だったので、私はお三輪ちゃんが出てくる第二部に来ました
出演は下記の通りです
推しのお三輪ちゃんは菊之助さん、文楽でしか観たことなかったので、ずいぶん大人なお三輪ちゃんに見えました
官女達にいじめられて、何の罪もないのに命を奪われて、それでも求女の為と知り穏やかに最期をむかえる…。
いじらしい女の子を菊之助さんが哀愁たっぷりに演じてました
そしてライバルの橘姫もまた、求女の為に兄を裏切り危ない賭けに出ます
いじらしくも品のあるお姫様を米吉さんが見事に演じてました
米吉さんのお三輪ちゃんも見てみたいな〜
現代なら許されない女の敵の求女さん、好きになれないわ〜
そして漁師鱶七の芝翫さんの存在感もさすがでした！
妹背山婦女庭訓、面白かった〜
最後に国立劇場に来れて良かったです！
本当に素敵な劇場でした
それではまた