先日、日本銀行大阪支店へ見学に行きました
一足早く来年からの新紙幣も見れて楽しかった!
でも私の1番のお目当ては、辰野金吾建築の旧館の内部を見る事
見学は予約制で火・水・木のみなので、午後から休みを取れるタイミングで行って来ました
まずは新館北側で身分証を見せて受付をし、見学者シールを服に貼ります
1度の見学は最大15名迄で、私が行った日は10名位来てました。
最初に注意事項を聞いて短い動画を見ます。
その後、ガイドさんに付いて歩いていき、窓口などが並ぶフロアへ。広ーい
そこで、皆さんがどんな業務をしているかなど説明をしてくれます
使用していないPCが並ぶコーナーがあり、万が一東京本店が何らかのトラブルで停電した際にサポート出来る様に備えているそう
そしてまたガイドさんに付いて行き、楽しみにしていた旧館へ
写真を撮れる場所では3分程、撮影時間をくれます
旧館のホール入り口と階段↓
かっこいい重厚な階段と扉
扉の上のステンドグラスが素敵
明治40年の写真、この頃の淀屋橋は華奢でおしゃれな橋でびっくり!
次は貴賓室です
素敵〜
天井のステンドグラスが綺麗に撮れてないのが残念
貴賓室なんて優雅な響き
どんなVIPが使用してたのかな〜
旧館と新館の間の中庭には江戸時代以前からの由来を持つ木が2本植えられてました
旧館のガラス張りの廊下からガイドさんが説明してくれて、2本の木を眺める事が出来たけど、撮影禁止場所なので残念ながら画像はないです。
その木は、クスの木とイチョウの木
クスは豊臣秀吉による大阪城築城の際、天守閣からちょうど20町(2.2km)離れたこの場所に距離を計る目印として植えられたクスの子孫と伝えられている樹齢100年超えの木です
イチョウは江戸時代に島原藩蔵屋敷の敷地内に植えられてた樹齢200〜300年と推定される長寿の木で、少し元気がなくなっていますが秋には沢山の銀杏をつけるそうです
2本とも古くから中之島のうつり変わりを見ているのですね〜。
木と話せたら色々聞いてみたいものです
最後は展示室の見学です。
半分は撮影禁止で古い資料などが展示していて興味深かった!
撮影出来る場所では40億の札束に見立てた撮影スポットなどがあります。
もし、お札を破損した場合も2/3以上残っていたら全額、2/5以上だと半額として引き換えしてくれるそう
ガイドさんも言ってたけど不幸にも火事などで一部燃えてしまったり、洗濯してしまったりした場合は、無理に広げると余計に破損するのでそのままの状態で持ってきて下さいとの事でした
そして横の部屋で来年変わる本物の新紙幣を見せてくれました
ニュースで写真が3Dホログラムで動いて見えるのは知っていたけどお札自体もキレイ
肖像画の3Dは1000円札が1番はっきりと回転して、ハリーポッターに出てくる肖像画を思い出した〜
見学時間は1時間程と短いけど、凄く面白かったです!
旧館目的だったけど、全部興味津々でした
無料の見学なのに様々な冊子や傷んで裁断したお札の屑など頂きました。
冊子の「お金の話あれこれ」は凄く面白くて、へ〜!っと思う事が色々載ってました!
日本で最も大きいお札は明治24年の改造百円券でA4の約半分の大きさらしい大きい!
最も小さいお札は昭和23年に発行された、A五銭券らしいです
昭和20年代にまだ一円以下のお金があったんだ!?
他にも今までお札に肖像として描かれた人物名や登場した動物などが載っていて面白いです
動物は鳳凰や竜など架空の動物も含まれます。
また、軍票やGHQによりデザインの変更を余儀なくされた日本銀行券など知らない事が沢山載っていて勉強になりました
そして昔のお札が色々載っていたのが興味深かったですね、お札もアートだなと思いました
東京本店も外観しか見ていないので、見学したいけど平日だから難しいな〜。
いつか機会を見つけて行きたいな
銀行の後はカフェで休憩した後、中之島図書館へ。
先程、昔の淀屋橋の写真を見たので栴檀木橋を通る事に!
この橋の碑には、明治、大正、昭和の橋の写真が貼られているので改めて見てみる事に
明治の写真に写っている塔みたいなのが何か気になる
そして中之島図書館では「古典籍が伝える災害」を見ました
図書館は定期的に様々な展示をしているので、たまに行くけど今回の展示は少し怖かったです
南海トラフ地震に備えなくては!と思いました。
それではまた