昨日のFM「ON THE WAY ジャーナル」。「レタス生産量日本一の村」として知られる長野県南佐久郡川上村が取り上げられていました。人口4千759人の小さな村が、世帯あたりの平均年収は2千500万円を超える、ということで、「女性自身」が7月にこの村の独身男性のお嫁さん募集を取り上げたことがきっかけで、今メディアから取材申込みが殺到しているといいます。
<平均年収2500万円“奇跡の村”で高収入男性が嫁募集 (女性自身)
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130801-00010002-jisin-soci
<平均年収2500万円 レタス御殿長野県川上村 誕生秘話 - YouTube
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www.youtube.com/watch?v=nY6fINrByvE
藤原忠彦村長(75)による「農業改革」がスタートしたのは約20年前のこと。高原野菜に適した土壌づくり、新種開発、機械導入による効率化、CATV導入による農場情報の共有化、産直品のブランディングなど、村民と手を取り合いながら歩んだ結果、今や川上村は日本一のレタス産地となり、農家一戸当たりの平均年収は2500万円を超えているとか。(suumo)
<平均年収2500万の村も。「脱・過疎」を果たした地方の星>
http://suumo.jp/journal/2012/10/31/31800/
TPP参加を巡って農業分野では農水省、JAはじめ農業団体、関係国会議員らの反対運動が起きている一方で、農業分野でもメリットが多いと主張する月刊『農業経営者』副編集長浅川芳裕さんなどの専門家の意見もあります。
TPPの農業分野では輸入による打撃が懸念されているようですが、野菜に目を向けると、ヤマト運輸が香港などに一日で届けるサービスを行なっていて好評を得ているという状況があり、農産物の輸出にかなりの可能性があるように思えます。
いずれにしても、これまで米作を中心に農水省、JAが取り組んできた施策が全く効果をなさなかった現実を見れば、その将来に展望を見出すことは困難で、当事者には最大の危機と思われるTPPに積極的な視点を見出し、輸出型農作物へのチャレンジをすることが日本の農業を強くする方法だと思えてなりませんよ。
*川上村の具体的な施策はコチラ
<平均年収2500万円の農村 ー 長野県川上村 | Say no more !
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http://saynomore.jugem.jp/?eid=205
<TPP参加で日本農業は伸びる~明るい農業の未来を語る浅川芳裕
~>
ameblo.jp/asongotoh/entry-11597391371.html
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