先日のソウルで28日行われたサッカー東アジア・カップ男子日韓戦で、韓国側観客席で掲げられた「歴史を忘れた民族に未来はない」の横断幕。また、「初代韓国統監を務めた伊藤博文を暗殺し、韓国で英雄視されている安重根(アンジュングン)の肖像画のようなものが登場すると、会場の大多数を占めた韓国人の観客から大きな歓声が上がった」件。
あぁ、またか、という思い。FIFAの規約以前に、オリンピズムをはじめスポーツの大会に政治的主張を禁じている根本的な理念に反する残念な行為。反日を政治利用してきた歴代韓国政府の国民教育の裾野の広さを思い知らされますね。
「歴史を忘れた民族に未来はない」と繰り返す韓国側の主張については、歴史認識が共有されがたい状況で日本側がどう応えようが馬の耳に念仏としかなりえませんね。歴史認識の問題については、このブログで、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の発言について述べたのでここでは割愛しますが、歴代政権の対日戦略を踏襲せざるを得ない大統領の気持ちもわからないではありません。
http://ameblo.jp/asongotoh/day-20130517.html
それではこのまま、日韓の歴史認識問題を棚上げにしておくのか。少なくとも、日本側からこの問題を正攻法で対応することは現実的ではありません。一方、仕掛けられたときは、それなりの見解を述べ、対応を講じなければなりません。国際社会では、沈黙は肯定を意味するからですね。
日韓の歴史認識問題については、私たちは後述する私たちの歴史認識をしっかりとしっかりと胸に収め、それをあえて声高に真っ向勝負を挑むのではなく、韓国の方々にWe Love Youのラブコールを送り続けましょう。それは100年前の日本国民が朝鮮半島の人々に投げかけた思いでもありました。
参考;
<100年前の日朝関係についての私たちの歴史認識>
①日韓併合:
1910年 (明治43年)8月29日 、韓国併合ニ関スル条約 に基づいて大日本帝国 が大韓帝国 を併合 した事実を指す。日韓併合、朝鮮併合、日韓合邦とも表記される。
韓国併合について二分された国内世論に慎重な日本政府は併合の正当性について列国に打診している。アメリカとイギリスは、このまま韓国を放置することは地域に混乱与えると考え、韓国併合に賛成した。その他、清国、ロシア、イタリア、フランス、ドイツといった当時の主要国からの反対も全くなかった。
各国の賛成を得て、また一進会も併合を望み、日本は韓国併合に乗り出した。日本政府は、当時最も穏やかな併合だったイギリスのスコットランド併合を参考に韓国の併合を進めた。そして明治43年(1910)、日韓併合条約が締結された。(ウィキペディア)
②日韓基本条約:
日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約(昭和40年条約第25号)は、1965年 (昭和 40年)6月22日 に日本 と大韓民国 との間で結ばれた条約 。通称日韓基本条約。日本の韓国に対する莫大な経済協力、韓国の日本に対する一切の請求権の解決、それらに基づく関係正常化などの取り決めがある。(ウィキペディア)
参考文献:
「日韓併合の真実―韓国史家の証言」(崔基鎬(チェ・キホ)著)
李氏朝鮮の末期には、親露派と親清派が血で血を洗う抗争を続ける出口なしの状態だった。清露に勝利した日本の支配は歴史の必然であり、日韓併合の収支決算は韓民族にとって大いなる善であったとして、韓国史の再検証を行なう。
<日韓併合時代の真実――日本と朝鮮が手を取り合って生きた時代
>
http://www2.biglobe.ne.jp/remnant/rekishi02.htm
<日韓併合の真実「朝鮮民族はなぜ太平洋戦争を喜んだのか」 再掲載
>
http://blogs.yahoo.co.jp/umayado17/60894101.html
③安重根(アンジュングン);
「韓国の英雄」安重根が明治天皇を崇拝していたこと、日本に好意的で日韓協和を望んでいたことがわかっています。安重根は日韓併合反対派の最長老で、韓国独立主張派のリーダーであった伊藤博文を、いわば韓国の擁護者を、殺害したことになる。
<日韓併合の真実 ~明治天皇を崇拝した"韓国独立の英雄"安重根>
http://plaza.rakuten.co.jp/da110011/diary/200905070000/
④日本の「帝国主義を象徴する」旭日旗;
日本最大の中国情報サイト「 サーチナ」の記者は、もし韓国が「日本が過去において、周辺国を侵略する際に使った国家的なシンボルは、すべて使うべきではない」と主張するならば、英国国旗やフランス軍旗など欧州列強が伝統的に用いてきた旗に対してすべて異議を唱えなければならず、さらには32万5900人の兵力をベトナムに送り込んだ韓国は、ベトナムが韓国軍旗に対して「わが国侵略のシンボルだった。使用は好ましくない」と主張した場合、自らの主義主張に基づき韓国の国旗や軍旗を排除するのか、と疑義を呈している。(ウィキペディア)