第二次安倍内閣の誕生。その布陣はメディアによっていろいろ揶揄されますが、いずれにせよ、実力者揃い。今年の世界の潮流は、主要国のトップ人事にありましたね。時系列で見ると、台湾、フィンランド、ロシア、フランス、エジプト、アメリカ、中国、韓国でトップ人事の交代、再選がありました。


あらかじめ決まっていたこうした主要国のトップの新陳代謝に対して、不安視されていたのは日本の不安定な政権動向でした。低迷する株価、是正されない円高等で経済は先行き不透明感が漂い、東日本の復興は進まず、消費税増税だけが決められたデフレ下での道筋。



アラフィーオヤジの起業・夢追いセレナーデ-第二次安倍内閣

この2112年の最終局面で、第二次安倍内閣が誕生。来る2013年からの主要国の新体制による国家運営の胎動に対し、日本は最後にそのスタートラインにつくことができました。現行の選挙制度で国民の意志が反映されがたいという問題はあるものの、あとは自公連立政権に国家運営を委ねましょう。


第二次安倍政権の布陣。その陣容からは、良くも悪くも、国内外に強いメッセージが感じ取れます。中国、韓国は右傾化に疑心暗鬼。メディアはその他主要国の反応を伝えてくれませんが、株、外国為替のマーケットの反応を見れば一目瞭然。


政権誕生時にこれほどメッセージ力のある布陣で臨んだ内閣はこれまでなかったのではないかと思えますよ。あとは所管閣僚がそれぞれその使命を確実じ果たしてもらうこと、官僚と協調しながら一方で行政改革を断行して真の平成維新を起こしてもらいたいと期待しています。








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