ここ数年、クリスマスイブ、クリスマスの日は仕事でバタバタと駆けずり回り、自宅でひっそりと過ごすというパターン。今年はイブの日が祝日だったため、さすがに仕事はしませんでした。いずれにしても、この日の夜の街の喧騒には無縁ですが・・・


そんなこともあって、暇に任せてここ数年、開店休業のブログも含めて、いろんな形でクリスマスについて、記事にしてきました。「メリークリスマス」の意味とか、クリスマス・ツリーの由来、クリスマス・ソングについてなどなど。特に音楽については多数記事にしました。興味がある方は、下部の記事以外に「asongotoh、クリスマス」で検索してみてくださいね。



アラフィーオヤジの起業・夢追いセレナーデ-サンタ

クリスマスについて改めて、ウィキペデァアでチェックしてみると次のような記述がありました。

キリスト教 においてもクリスマスは「降誕を記念する祭日」と位置づけられており、「救世主イエス・キリスト の誕生日」と考えられているわけでは無い。

・日本語の「クリスマス」は、英語 の「Christmas(キリスト)の mass(ミサ)」に由来。

1552 (天文21年)に周防国 山口(現在の山口県 山口市 )において宣教師コメス・デ・トルレスたちが日本人信徒を招いて降誕祭のミサを行ったのが日本 で初めてのクリスマスである。

・日本でクリスマスが受け入れられたのは、1900 (明治33年)に明治屋 が銀座に進出し、その頃からクリスマス商戦が始まったことが大きな契機であった。

1928 昭和 3年)の朝日新聞 には「クリスマスは今や日本の年中行事 となり、サンタクロース は立派に日本の子供のものに」と書かれるまでに普及していた。


私が生まれた半世紀前には既に日本中にクリスマスが定着していたんですね。そういう意味では、私が生まれた時代は音楽も、文学も、映画も、ファッションも欧米文化にどっぷり浸かっていたんですね。それに、日教組による教育が行き届いていた。


そういう時代背景の中でクリスチャンが約200万人しかいない日本にクリスマスは根付いたんですね。バレンタインデーもハロウィンも同様に受け入れる。かつて評論家の加藤周一さんは、こうした日本人の文化の吸収力を肯定的に「雑種文化」と評しました。


そんな日本クリスマスも、バブル崩壊以降、恋人と過ごすよりも一人で、あるいは家族と過ごすトレンドになっているようですね。こういうトレンドは、クリスチャンではない約99%の日本人にとっては良いも悪いもありませんが、消費が活性化しないことだけが難点。


一方で、年末海外に赴く人々は史上最多とか。円高の恩恵。明日、政権が交代し、デフレからの脱却に大きな期待がかかります。そんな流れを汲み取っての海外旅行。日本人の時代感覚は鋭いですね。ともあれ、皆様の今日のクリスマスが健やかな一日でありますように。


クリスマス・ツリーの源流とその「知恵の樹」

http://blog.livedoor.jp/asongotoh/archives/51429171.html


<クリスマス薮睨み~はみだしオヤジの独り言~

http://ameblo.jp/asongotoh/entry-10182287002.html


<ビジネスとしてのクリスマス・ソング/2007年>
http://ameblo.jp/asongotoh/day-20071224.html


<「クリスマス・キャロルが流れる頃」に「キャロル」の意味を知りました・・・・。/2007年>
http://blogs.yahoo.co.jp/asongotoh/50891838.html


<達郎&まりや夫妻の「渡り鳥ソング」と達郎お勧めの二冊>

http://blogs.yahoo.co.jp/asongotoh/58879701.html


秋の夜長に、大切な人と観てほしい、「NOEL」(アメリカ/2004年)

http://blog.goo.ne.jp/asongotoh/e/6d91ee3f4795b244fd5e9ca4da65749e







クリスマスってなあに?/ジョーン・G・ロビンソン

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