最近の気になるニュースの筆頭はここ熊本でも起こった次の記事です。
埼玉県や秋田県で見つかった1万円札入りの包みと同様の包みや封筒が、全国で次々と発見されていたことが11日、分かった。これとは別に昨年9月にも
北は北海道から南は沖縄まで。4月から今月にかけて計388万円。昨年9月に、
今年になって最初に見つかったのは4月9日の
東京都庁第1庁舎では6月14日午前10時20分ごろ、1階の南側出入り口の近くにある男子トイレの洗面台に、現金1万円入りの封筒10通があったのを都職員が発見。南側の出入り口は普段、テロ対策のために閉めている関係で、現場のトイレを出入りする人は少ないという。都庁では通常の忘れ物として取り扱い、2週間保存してから警視庁新宿署に拾得物として届けた。
大阪・
過去の現金ばらまき事件では、1989年
今ではその総額も500万円に達する模様です。もしかすると自分の懐に入れた方がいると考えるとこの仕掛け人は1000万円を超える「落し物」をしていると想定できますね。この記事を読んですぐに想起したのが「秘密のサンタ」ラリー・スチュワートさんのことです。今年1月に「アンビリバボー」で放映されました。
AP通信によると、米ミズーリ州などで四半世紀以上にわたり、毎年12月に人々に現金を配り歩き「秘密のサンタ」と呼ばれた実業家ラリー・スチュワートさんが12日、食道がんの合併症のため死去した。58歳だった。
同州カンザスシティー郊外に住み、ケーブルテレビと長距離電話事業で巨額の富を築いたスチュワートさんが名乗らずに手渡した現金の総額は130万ドル(約1億5600万円)に上る。食道がんを患っていることが分かり、昨年11月、人に親切にするという自分の信念を広めようと「サンタ」の正体を明らかにした。
1979年12月、立ち寄ったドライブインの女性従業員に20ドルを渡したことをきっかけに「秘密のサンタ」を始めたという。スチュワートさんは米メディアとのインタビューで「ほかの誰かを助けることこそが、私たちの生きる目的なのだ」と語っていた。(共同/2007年1月14日18時46分スポーツ報知)
更に、1人の人間が3人の人間に親切をし、さらにそれぞれ親切を受けた者が3人に親切をしていくという映画、2000年のミミ・レダー監督作品「ペイ・フォワー/可能の王国」がありました。先の記事が伝えるようにこの「一人一封」がイタズラであるわけがありません。受け取った役所は困ると思いますが、「修業の糧としてお役立てください」と差し出したご本人、グループの真意を汲み取り役立てて欲しいものです。