店を後にして手を繋ぐこともなく並行してあるいていく。ソイブッカオ側の出口でバイタクを捕まえ3人乗りで走り出した。行き先は困った顔のJに任せているのでわからない。ただ夜風を切って走るバイクはとても気持ち良かった。


10分ほどで到着、何軒かチムチュム屋が並んでいる。恐らくサードロードなのだろうか?よくわからない。そのうちの一軒にJに誘導され席についた。体調も回復してきたのでビアレオを注文、その他料理関係はよくわからないのでJに任せる。カオニャオ(もち米)だけリクエストしておいた。



しばらくしてチムチュム鍋セットとコームヤーン、ソムタム、カオニャオがテーブルにセットされJがチムチュム鍋に野菜、豚肉を入れていき蓋をする。5分ほどで完成したようで器に取り分けてくれた。困った顔のJは予想に反してとても気が利く女子だった。


初のチムチュム鍋を食べると癖もなく非常に美味しい。



「アロイマーク(とっても美味しい)」




Jはそうだろそうだろみたいな表情をしてご満悦の様子。すると




「チムチュム鍋は美味しいが私はもっとgood tasteだぞ!」




と笑いながら言ってきて、何を言ってるんだコイツはと思ったが釣られて笑ってしまった。




「チムチュム鍋は美味しいがお前は美味しいそうに見えない!マイアオ(いらない)だ!」




と返すと、オーイ!といいながら爆笑して背中を思いっきり叩かれた。まあこう言った軽口を叩ける相手は楽しい。



そんな感じで困った顔のJとの時間は楽しくあっという間に時間が過ぎていった。




食事も終わり帰る事に、Jが




「明日も会いに来いよ!」




と言うので




「明日はウォーキングに行く。」




と伝えると




「ウォーキンの女はやめておけ、性格が悪い奴ばかりだ!」




何を根拠に…と思ったが、あながち間違いでもないかもしれない。そんなやり取りをしていたが再会を約束してバイタクでホテルまで戻った。





つづく





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