一泊旅行の最後は、小諸にあるウイスキー🥃の蒸留所です。





最近はジャパニーズウイスキーが世界で注目されているそうですね。


現在日本国内には80ヵ所以上の蒸留所があるそうです。





こちらは、小諸蒸留所。


ジャパニーズウイスキー生誕100周年にあたる今年、小諸に誕生した蒸留所です。





イギリスの大手専門誌に「世界で最も訪れたい蒸留所3選」の一つに選ばれ、世界中から注目されている蒸留所なのだそうです。


なぜ、そんなに注目されているかというと、世界的マスターブレンダーのイアン・チャン氏が、小諸に移り住みジャパニーズウイスキー造りをはじめたからなのだそうです。


世界的なブランドに育てたKAVALANは退社されたそうです。





こちらの施設では、蒸留所見学とドリンクや講座がセットになったプランがあります。





ガラス窓が続く開放的なスペースに、ショップとバーがあります。





ショップには、ウイスキー関連グッズなどが並びます。小諸蒸留所を訪れた記念に、また数年後のウイスキー🥃を思いながらお買い物するのもいいですね。


ボトル販売は2026年の予定だそうです。






奥には、ピカピカのポットスチルが。





見学では、いろんな香りを感じたり、ポットスチルの熱を感じたりすることができます。





ツアーは、1時間ごとにスタート。





ニッカなどの見学もしましたが、少人数での見学は案内をしてくれる方との距離も近く、いろんなお話が聞けて楽しいです。





見学が終わってから、一段高い山の上の貯蔵庫のお話もしてくださいました。





ウイスキー樽のような形をした建物。

ウイスキーが入っているようなイメージのデザインになっているそうです。


中のライトは天使のリングをイメージしているそうですよ。





古くスコットランドでは、熟成期間にウイスキーが少しずつ減っていく現象を、「エンジェルシェア(天使の分け前)」と呼び、人間にウイスキーづくりを教えた天使が、その見返りとして、少しずつウイスキーを味見しているのだと言われているそうです。

ロマンティックですよね💓


そんな天使に見守られ、ウイスキーは熟成していくのですね。




屋根も壁も薄く、小諸の気候のままにしているそうです。





いつか、このカウンターでウイスキー🥃を飲めるようにしたいと、案内してくださったお姉さんがおっしゃっていました。


この景色を眺めながらのウイスキー。

さぞかし美味しい🥃でしょうね。





さて…

バーに戻って。


ここからは、私が運転する決心をして(笑)





主人はニューメイクのウイスキーカクテル🍸を。

ニューメイクとは、まだ熟成や調整を施す前の蒸留したてのウイスキーの原液のことです。




パフュームボトルからシュッシュとニューメイクを。





地元のフルーツなどを使っているようなので、りんごが入っているのかな。




私はノンアルコールのウイスキーカクテル。

甘く優しいあじわい。
表現するのが難しい…




見学ツアーの時に、ジェラート🍨があると聞いていたので、それもお願いすることに。


ニューメイクとセットでしたので、そちらは主人に。





私はジェラートだけ頂きました💓


これがとっても美味しかったのです。

食べたことがない味です。

甘酒のような、チーズケーキのような…

表現するのか難しい、複雑な味わいです。


これはスタッフの方達で考えられたそうです。

入っているものは、至ってシンプルで…

創作のセンスを感じました✨✨





他にも、貯蔵庫まわりに落ちる栗🌰を使っての試作などもされたそうです。

スタッフ皆さんで創り上げている、温かい場所だなぁと感じました。


バーテンダーさんも東京から移り住まれたそうで、小諸は大変住みやすく、食べ物も美味しいとお話して下さいました。

土地のものを使ってのカクテル🍸やお料理の試作にも力が入ることでしょうね。


これから、小諸蒸留酒ははじめての冬を迎えます。

天使と小諸の自然がつくりあげるウイスキー🥃

3年後が楽しみですね。