沖縄で最も古い城、勝連城にやって来ました🏯


勝連城跡は、2000年にユネスコ世界遺産、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の1つとして登録されたそうです。


今、勝連城跡一帯は整備中で、広大な公園や飲食、物販施設、観光案内所などが立ち並ぶ「あまわりパーク」となるそうです。





それに先駆けて、昨年10月に歴史文化施設がオープンしました。





勝連城は琉球王国が安定していく中で、王国に抵抗した地方有力城主阿麻和利(あまわり)の居城でした。


東アジアとの貿易を進め、大陸の技術を積極的に取り入れ、勝連は京都や鎌倉に例えられるほど繁栄していたそうで、阿麻和利も「千年もこの勝連をおさめよ、勝連の高き王」と讃えられていたそうです。





阿麻和利のアニメーションや勝連城の出土品など、勝連城跡を見る前の情報収集に、ぜひ立ち寄りたい所です。





歴史文化施設は駐車場と同じ所にあり、勝連城跡とは道路を挟んだ所にあります。


歩いて来ると3分ほど。

この写真は入口、チケットブースのあたりです。





駐車場からは、送迎カートが出ていて、それに乗って来ると、お城の中腹↓まで上がって来ることができます。





私たちは、ちょうどカートが出払っていたので歩いて来ました。
ここ↑まで来て、カートのお兄さんが「帰りは乗ってくださいね。」と写真を撮ってくださいました。




下からは、こんな階段を上がって来ました💦


舗装道路からも来られます。





勝連城は自然の断崖を利用した、難攻不落の城と言われたそうです✨





曲線の石垣がとっても美しいお城です✨✨


沖縄のお城は、日本のお城🏯より、ヨーロッパなどのお城🏰の城壁みたいですね。





お城に行くたび、昔の人は大変だっただろうなぁと思います💦

息切れ(笑)






前回、沖縄に来た時には、北部にある今帰仁城跡に行きました。





小雨が降って、野良犬が怖かった記憶があります(笑)





ハイビスカス🌺が茂る奥に…





守護神と書かれています。

落ちていたハイビスカス🌺の花を供えました。


奥の洞窟は、一の曲輪の洞窟と繋がっており、勝連城陥落の折、城主の阿麻和利はここを抜けて読谷村まで逃げ延びたという伝説があるそうです。

 




さあ、最後の階段です。




下に見える一帯が開発中のエリアです。

池を囲んで公園ができるそうです。





お城の上から見る海は果てしなく大きく…

琉球王国統一を目指した阿麻和利も、ここから見ていたのかと思うと、何だかキュンとします。





標高100m、一の曲輪です。

発掘調査により、宝物殿のようなものがあったと考えられているそうです。





それにしても、石垣のカーブの美しさ✨✨





一の曲輪から見た二の曲輪。


二の曲輪には、政治上、最も重要な建物があったと考えられているそうです。

復元された礎石跡から、建物の大きさがわかります。





木下に並べられた石はトゥヌムトゥ、神人(かみんちゅ)の腰掛けと呼ばれ、祭祀の際に神人達が腰掛けるものなのだそうです。





カートが待っているところまで降ります。





カート乗り場の前に2つの泉がありました。


ミートゥガーは、男女の逢瀬の場であったという伝説から縁結びの泉と伝えられているそうです。

女性が自由を制限された時代も、水汲みは外出する口実になりえたからだそうです。





ウタミシガーは、水の量によって、一年の豊作、凶作を占ったそうです。




やっとカートに乗れました✨✨





駐車場へ戻ります。





阿麻和利と奥さんの百度踏揚(ももとふみあがり)。

百度踏揚は、絶世の美女だったそうです。





壮大なロマンの場に喉が渇きました💦


息子が買ってくれたファンタは沖縄限定シークワサー。

さっぱりと甘すぎず、美味しい💓

泡盛を割って飲めそうです(笑)