太龍寺を終えて、ランチの後は1時間ちょっとのドライブになりました🚗💨


12番札所、焼山寺(しょうさんじ)です。
御本尊は、虚空蔵菩薩さまです。



12月19日です。




駐車場からは、石仏を眺めながら山際を歩きます。




不動明王さま。




文殊菩薩さま。
美しい💓




観世音菩薩さま。




阿弥陀如来さま。




しばらく歩くと石段が現れます。




この頃、雪が舞ってきました❄️

ずいぶんお山の上に上がってきたので、帰りが心配になりました。




山号は摩盧山(まろざん)。

摩盧とは梵語で水輪の意で火伏せの山号になっているそうです。




遍路ころがしと言われる霊場の1つ焼山寺は、昔から難所を巡る修行の場であったそうです。
飛鳥時代に役行者が山を開いて、蔵王権現を祀ったのが始まりだそうです。




昔々…このお山には神通力を持った大蛇が棲んでおり、しばしば火を吹いて農作物や村人を襲っていたそうです。

お大師さまがこの地を訪れた時、一本杉で休んでいたところ阿弥陀様の夢を見られたそうです。
目を覚ますと目の前は火の海になっていたそうです。

お大師さまは摩盧の印いんを結び、真言を唱えながら進みましたが山頂近くの岩窟で大蛇が姿を表したそうです。

お大師さまは一心に祈願し、虚空蔵菩薩さまの御加護のもと大蛇を岩窟に封じ込めたそうです。

山号の摩盧も、寺名の焼山もこうした伝説に由来しているそうです。




雪が強くなってきました😱




お参りを済ませ、御朱印を頂いた頃には止みホッとしました。
山道なので💦





境内から1.6キロほど下った所に、四国遍路の元祖、右衛門三郎終焉の地に建てられた御堂、杖杉庵が番外霊場としてあるそうです。


これはどなたなんでしょう。
何度見てもつられて微笑んでしまいます(笑)



焼山寺のあとは、

別格20霊場、2番札所、童学寺です。
御本尊は薬師如来さまです。


駐車場とお寺の間の池では鴨🦆遊んでいました。



山門がなんだか可愛らしい💓




住宅街から少し入ったのどかな所です。




童学寺は、お大師さまが幼少の頃、学門御修行なされた所なのだそうです。

「いろは歌」47文字を創作され児童などに広く教えられたそうです。





童学寺は、平成29年に庫裡から出火し本堂も炎に包まれ、わずかな時間で御本尊さまを運び出しましたが、多くの仏像が消失してしまったそうです。

庫裡は食事を準備するところだそうです。




庫裡、本堂と全焼しましたが、焼け跡からお大師様の像だけが、ほとんど汚れもなく瓦礫の下から見つかったそうです。

御本尊さまの台座も光背も燃えてしまったそうです。

本堂は寄付などによりようやく建てる目処が立ったそうですが、庫裏やお道具などにはまだまだ手がまわらないそうです。




回廊に、四国八十八ヶ所、お砂ふみがありました。




春には美しい境内になるのでしょうね。
藤の花も見られるそうです。



お大師さまのお加地水があります。





日本庭園が…




庫裡があった場所の裏のようです。




ブログを書きながら調べていたら、再建プロジェクトのページがありました。





次は、藤井寺へ向かいます😊