こんにちは！【遊ぶ学び舎（あそぶまなびや）】の池田仁美（いけだひとみ）です。
今日はちょっと真面目な話です。
近い将来、AIに仕事が奪われる時代がくる
…なんていわれてますよね。
じゃあ人間はなにをお仕事にしたらいいの？
子どもにはどんな教育を用意してあげたらいいの？
と考えてしまいますよね。
私もそんな母親の一人です。
最近では、STEAM教育（スティームきょういく）
が必要なんじゃないかといわれています。
はて？STEAM教育とは？
Science（科学)
Technology(技術)
Engineering(工学)
Art(芸術)
Mathematics(数学)
の5つの頭文字をとった造語だそうです。
批判的思考やデザイン思考とよばれる、
創造的な問題解決力を育む教育として注目されています。
（文部科学省もSTEAM教育の必要性に言及しています♪詳しくは文末のリンクへ！）
そして、その中で
ARTが未来のために必要な教育のひとつを担っています。
世界でも猛威を振るう新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、
ドイツ政府は
「アーティストは必要不可欠であるだけでなく、生命維持に必要なのだ」
として大規模な経済的救済パッケージを用意したり
…なんてニュースもありました。（記事リンクは文末にて）
ところで私はとてもアート、美術、美術館が好きで、
学生時代に六本木の森タワーにある森美術館（MoriArtMuseum）で
お客様をご案内するバイトをしていました。
外出自粛の波を受けて、多くの美術館と同様に森美術館も休館に…
そこで森美術館は公開予定だった
『未来と芸術展』のガイドツアーがインスタライブにて公開されました。
（展覧会自体は休館のまま終わってしまいました…）
今はYouTubeにもアップされています。↓
▼22分の動画なので興味があればぜひお時間のある時に＾＾
森美術館館長の南條史生氏が直接ガイドしてくれるとっても贅沢な動画です♪
この動画を見るとよくわかるのが、
アーティストの方々の柔軟な発想力。
展覧会のタイトル『未来と芸術展』の通り、
現代の技術開発の流れをくみ取りつつも、
まだ実現していない未来の世界を
現在実現可能かという制約に縛られずに提案しています。
STEAM教育（スティームきょういく）
の
Science（科学)
Technology(技術)
Engineering(工学)
Art(芸術)
Mathematics(数学)
の中でARTは、
STEAM教育という4科目（科学、技術、工学、数学）に後から加えられたものなんです。
4科目は「科学技術開発の競争力向上」として必要とされたものですが、
ARTは正解のないもの。
ARTはAIでは考えつかないような人間の発想力を育むもので、
だからこそこれが加えられてSTEAM教育とされたんじゃないか。
展覧会の動画を見ているとますますそう思えてきます。
なので、
子どもにはどんな教育を用意してあげたらいいの？
と聞かれたら私は
ぜひARTを！
またはARTのような柔軟な発想力を育む教育を！
と答えたいです＾＾
↓文部科学省の資料にご興味があればこちらも↓
新学習指導要領の趣旨の実現とＳＴＥＡＭ教育について ー「総合的な探究の時間」と「理数探究」を中心にー 令和元年10月15日
https://www.mext.go.jp/content/1421972_2.pdf
↓文中にあった記事はこちら↓
ドイツ政府「アーティストは必要不可欠であるだけでなく、生命維持に必要なのだ」大規模支援 2020年3月30日（月）18時30分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/03/post-92928.php
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