教室を飛び出してまち歩き🚶🎵

 

お小遣い300円を持って海野町商店街に行きました。

 

 

このカリキュラムのねらいは、買う・買わないにかかわらず、いつもの街を【商業的な商売の目線で見ること】です。

 

つまり、「はじめてのおつかい」体験をすることで、

  • 自分で(売られているものを)知り、
  • 自分で(商品を)選択し、
  • 自分で(いくらか・お金は足りるのか)考え、
  • 自分で購入体験をすること

を大切にします。

 

 

 

この経験は、今後実践していくお金の勉強をはじめ、販売体験をする「子ども株式会社」に通じていきます。

買う側の気持ちを体感することで、売る側の知恵や工夫に活かしていきます。

 

 

買うか・買わないか、なにを買うかも含め、判断するのはすべて子どもたちです。

 

毎年、「(お小遣いの範囲では)買いたいものがない」と買わない子が数名います。

それも全然OK!!

お金をどう使うか?の価値観は本当に人それぞれですし、

今回のまちあるきは、買うことが大きな目的ではありません。

 

 

それでも、事前に家庭内でお話しをしてくださった子は事前に

「どんなものがあるか?」

「じまんやき買えば?って言われたよ」

など、行く前からある程度決めていてくれている姿があり、とても助かりました。

 

 

私の方からは買うことを促したり誘導しませんので、もしかしたら”時間内に買えない”という(失敗?)体験も生まれる可能性もあります。

(アソビノでは失敗体験は、すばらしい経験につながる糧として捉えています。)

 

ただし、事前に「時間内に買うこと」を子どもたちにしっかりと伝えていきました。

 

 

 

買い物後は戻って振り返り。

 

素晴らしい気づきがたくさん生まれていました!

↓↓↓

 

<水曜コース>

  • おいしかった
  • いろんなお店にいけてたのしかった
  • 「ありがとう」と言われてうれしかった
  • シャーペンはシャーペン、ボールペンはボールペンで、種類ごとに並べられていてわかりやすかった
  • 閉店時間が早いと感じた
  • いろんな種類のものを売っていると思った
  • お小遣いが足りない。300円だと買えない。
  • ↑このことから、モノの値段が上がっていると聞いたことがある
  • 子どもの予算では売っていないのではないか?大人向けの値段なのではないか?

 

 

<日曜コース>

  • 注文を間違えないように、メモをしてくれていた
  • 値札が商品に直接貼られていてわかりやすかった
  • 値札が大きく、見やすかった
  • 商品名も記載されていた
  • 値段が高いもの、安いものがあった。値段が高いものは、たくさんの人が手をかけたものなのではないか。
  • 店員から声をかえてくれてうれしかった
  • 扉が開いている店と開いていない店があった。開いていると入りやすい。
  • 扉を開くとベルが鳴るお店もあった
  • 同じ値段でも味の違いが大きく書いてあってわかりやすかった
  • いい匂いがして、パン屋さんだとわかった
  • お茶屋さんでも、お茶だけでなくお菓子など商品がいっぱいあった
 
 

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以下は、みーちゃんの小さな感想です。

 

高校のときによく通った商店街でしたが、タワマンが増えてシャッターの閉まったお店が増えた印象でした。

また、その中でも新しいお店の入れ替わりも感じました。

 

高学年が低学年のお金の計算サポートをしてくれている印象があり、うれしくなりました。

 

学校では難しいですが、異年齢での教育はたくさんの成長があると、私は感じています。

 

なによりも、自分でほしいものがお金を自由に使えて、手に入った喜びが、こちらまで伝わってきました。

子ども株式会社設立に向けて、少しずつ、金銭教育も取り入れていきたいと思っています。

 

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ふんわり風船星今回は、保護者希望をとった「大人向けのアソビノキッズ1日体験」のカリキュラムでもありました!ご参加いただいた保護者の皆様、どうもありがとうございましたニコニコ