日曜コースの会社リーダー(社長)が、始まる前に私のところに来てボソッと。
「みーちゃん、社長ができるか心配になってきちゃった」と。
この子の素晴らしいところは、
自分で「ヘルプ」を出せるところ!!!
これも、重要な非認知能力のひとつだと、
私は思っています。
自分の気持ちを掴み(←これがムズカシイ子、とても多いです。質問しても「わからない」が普通になっています。)、
それをしっかりと伝えることができる。
本当に素晴らしい!!
だからこそ、このリーダーは大丈夫だと思ったのです。
ありのまま、伝えました。
「大丈夫だよ。あなたが1人で会社やるの??周りにいるよ。誰がいる?みんなでやればいいんだよ。大丈夫」と。
すると、その子の後ろにいた二人の姉妹がニコニコと
その子は安心した様子。
この”心構え”をしたとたん、
明らかに彼女は変わりました。
「まずはこれをやろう!」とチームに呼びかけ、
時間のことを考えて、「あなたはこうしてね」というテキパキと指示まで!
このチーム全体が引き上がり、
1年生で、これまでみんなにお世話されている側だった女の子が、今までないくらいに主体的になりました!
私に「みーちゃん、それできたら私に教えてね!私が運ぶから!」と。
(私に指示するのは初めて見た姿笑)
素早い動きでした!
そして片付けは、みーちゃんとっても厳しいです!!
キレッキレです。
家ではできていますか?
アソビノの場合、片付けの時間を子どもたち自身で決めてもらいます。
自分たちが「○分でできるよ」と言ったのは、
他者に決められたものでなく、
自分で決めた約束になるからです。
それを、残り時間が”色”でわかるタイムタイマーで管理します。
さらにみーちゃんが、「残り○分だよ!!」と追い討ちをかけます笑
「まだ残っているよ」という言葉かけもあります。
これは、自分たちで、”全体を見て、どこがまだ片付けられていないのか”、気づく力につながる声かけです。
アソビノは楽しいだけではありません。
人間力を育てるところ。
緩急というメリハリ、大事ですね。
それでも最後に、「アリオにお願いしたらOKだって!!」と伝えると、とてもうれしそう〜
ワクワクと目を輝かせている子どもたちでした。