今月から新しく入った子が、
「どうして遊んでいるだけで学べるの?」
という、すばらしい”問い”を投げかけてくれました。
たしかに!
本当に、そうですよね。
「遊びというなんだか好きなことをやっているだけで、どうして学びになるんだろう?」
という不思議な感覚でしょうか。
素直に感じた、すばらしい疑問だと思います。
みなさんは、どう思いますか?
アソビノのコンセプトは「あそびはまなび。」。
”遊び”から生まれるのは、やらされるものではなく、
好奇心・やりたいという意欲・ワクワク・自分からという自発的行動などがあります。
これらはすべての大元。
家でいう基礎。
すべての根源だと、私は思っています。
これらの目に見えない、「自分からやってみたい!」という”内発的動機”がないと、
なかなか身が入らなかったり、
やらされるものになってしまったり
頭にすら入りません。
なので、アソビノではそれを”あそび”というコンテンツを通して入り口にしています。
”あそび”から入れるものは、
最初から壁が低いので、
自分でもできそうだったり、
楽しそう!!
おもしろそう!!
という気持ちが子どもたちは勝ちます。
なので、その入り口にさえ入れば、
あとはこちらのもの!!笑
”内発的動機”というすばらしい下地の吸収力に、
自分たちで考えるとい思考力や創造性などの非認知能力的仕掛けを散りばめていけば、
本当に、どんどんと生き方や考え方などの学びの幅が広がっていくわけです。
ちなみにですが、”外発的動機”を否定しているわけではありません。この、外からの刺激で行動できる”外発的動機”(例えば、勉強をするとゲームが買ってもらえる【報酬系】・勉強しないとゲームを取り上げる【罰則系】)は、使い方によってはすばらしく成長できたりします。
大人側はこれを上手に使い分けると、本当に子育てがラクになると思っています。
ちなみに、アソビノにくるのが第1回目という初めてだったこの子の”問い”は、
私がしっかりと拾って、アソビノキッズに問いかけました。
「みんなはどうだと思う?」
というと
「アソビノは楽しいことをしながら、自分がやりたいこととかが見つけられるんだよ」
「みんなときょうりょくして、できることがふえていくよ」
などと、それぞれの言葉で伝えてくれていて、とても感動しました
そして!!!
最終的にその日の最後には、その子から
「初めてのともだちでもきょうりょくしてできてたのしかった!」
という言葉が生まれていました。
「学校の教科書を覚えるだけが勉強ではない」ということを、
アソビノを通して、体感として学んでくれたようです。