講師は20代ながらにも、
たくさんの自治体や企業で、小規模〜大規模のイベント企画を成功させている経営者ゆいさん。
じつは元男性。
それを知ると驚く子どもたち。
「びっくりしすぎて声が出なかった」という子もいました笑
1月講師のひろさんもLGBTQとして多様性のお話をしてくれましたが、
そのときに”違い”というものを理解したように思っても、
日常の当たり前でなければ驚いたりするようです。
(ゆいさんが綺麗すぎてわからなかった、というのもありそう。笑)
アソビノは、性別に限らず、たくさんの”違い”に触れていく場所。
ただ普通に過ごしているだけでは味わえない、たくさんの経験をしてほしいなと思っています。
岐阜県在住なので、水曜日はzoomからでしたが
日曜日はなんと4時間もかけて長野まで来てくれました!
まずは「まちってなんのことだと思う?」というところからスタート。
「人が住むところ」
「仲良く楽しく過ごすところ」
「建物がたくさんある場所」などなど、
子どもたち、予想以上に素晴らしい言葉を発してくれて感心しました。
そして将来の自分を想像し、手紙を描きます。
そんな自分をイメージすることはとても大事。
イメージするから、頭に思い浮かべるから、何事も現実化していきます。
その「こうなったらいいな」「こうなっていたい」の自分が暮らしている街を
自由に、大きな画用紙に描きました。
子どもたち、本当にすごいなぁと思うのがずっと描き続けられるんです!!
もう1時間も!!
「え、もう時間きちゃったの?」というくらい。
最初に実施した水曜コースは
最後に自分の書いた部分を切り取って持ち帰りました。
書いただけで終わらせず、いつでも想像が具現化できるように。
そして、プラレールあそびのように、ほかの子との絵とつなぎあわせると、
また新しい街になったりします
なのですが、日曜コースはまた違ったのです。
そのときにいる子どもたちメンバーだったり雰囲気で、変わるのがアソビノのおもしろいところだなぁと、つくづく思うのですが、
街全体(画用紙全体)に電車を通し始めてくれた子がいて、
まるで、個々で存在して輝いていたものが、つながりを持ち、
全体でひとつになったような街になりました。
そこで講師のゆいさん、
「切るのどうする?」と。
子どもたちに聞くと、
「切りたくない」という感じだったので、切らないことがきまりました!
なので、お迎えに来た保護者の方に掲げて見てもらう形にしました。
この絵をもとに、今年は、子ども株式会社を通じて、この街が実現できそうな気がしています!
どちらのコースも、どちらの持ち帰り方も、すごく、素敵だなぁと。
アソビノは、画一的なものをただただ提供するだけではなく、こういう、子どもたちが教えてくれるものを汲み取り、柔軟に”本当の”学びにつなげていくことを大切にしたいと、改めて感じました。