京都モダン建築祭
堀川団地にやって来ました

ここの事前抽選ツアーは外れたので中には入れず

ぶらりと歩きます

味のある商店街を見て歩くのも楽しい♪


商店街の中にあるギャラリー、堀川317で

「堀川商店街を知る・考える・関わる展」

が開催されてました

展示の仕方がユニークですね


学生さん達が撮影中だったので

あまりよく見れなかったんだけど

このギャラリー自体も堀川団地なんだと思うと

なんか面白いな

京美大生による堀川団地の再生提案のコーナー

色んな構想の模型が並んでいました


団地の階段はこんな感じ

子どもの頃団地住まいだったので懐かしい!


堀川商店街はシャッター下りてる店も多かったけど

中には気になるお店もありました

これは好きなやつ〜!


いや、でもこのハッピはヤバないか??

思わず写真撮ってしまった


お店の中にも気になる商品が

インドの超ミニナイフ

サビサビで折り畳んだ刃がなかなか開かない

けど面白過ぎるんで白と黒を1つずつ買いました笑

これ、何に使うんですか?と店員さんに聞いたら

さぁ?お守りとかじゃないですか?

と言われたので我が家でもお守りにします


この後、今原町屋へ行きましたが

その話は次回にして

先に櫻谷文庫の話をしますね

櫻谷文庫(旧木島櫻谷家住宅)は

日本画家、木島櫻谷の自宅や作品を展示する資料館

敷地内には和館、洋館、大画室と大きく3つの建物があり、思いの外広かったです


櫻谷の住居だった和館
当時の日用品などが展示されてました

昔のミシンってデザインがオシャレだと思うの


この部屋は何だ?と思ったら

櫻谷の作品「画三昧」を再現してるんですね

こういう展示も面白いな


明るくて風通しの良い部屋

ここから庭を眺める事ができます


2階へ上がりました

階段がなんかスゴイ!

何なんこの壁は?

昔は何か貼ってたのでしょうか?

異質な雰囲気がすごかったです


なんかデカ過ぎて部屋の欄間隠れちゃってるし

この部屋もだいぶ狭くなってるし

ホンマに違和感しかないけど

何かカッコイイのでこれはこれでアリです


2階では扇や団扇の展示会をしていました

こんな床置きの展示って初めて見た!


でもなんとなくしっくり来ますね

並んだ団扇が可愛いです


1階へ戻って一度外へ出て
はなれになっている台所へ入ります

台所が広い!


昔の食事の様子が展示されてました

どうやら櫻谷はここで食事をとっていたようです


かまどが残ってる昔の台所

こういう雰囲気いいなぁ〜

かまどの事を京都ではおくどさんと呼ぶんですね


当時漬けられた梅干しの壺も展示されてました

中には梅干しが残ってます

これ、まだ食べられるのかな…


台所を出て庭を移動

敷地内に何故かテニスコートがあり

学生さん達がテニスに勤しんでいるのを見ながら

テニスコートの向こう側へまわります

木々の先にあるここは大画室の入口

入口はこんな感じだけど中はめっちゃ広いよ!


64畳敷きだそうです

ここは画室として、作品の制作や

弟子の指導に使われたそうで

明るくて広々とした空間になっていました

現在は地域の皆さんのアトリエとして

様々な習い事の教室として使用されているようです


部屋の端には電話室がありました

レトロ感もさる事ながら

部屋の中に電話ボックスみたいなのがあるって

めちゃくちゃ凄いのではないか


その側には何故かピアノが置かれてました

これは多分後から持って来たやつやな

ここでたまにコンサートとかやるみたいです


画室を出て和館の隣にある洋館へ

本当は先に洋館に入りたかったんだけど

人が多くて入れなかったのです

めちゃくちゃシンプルで倉みたいな外観だな


でも一歩中に入ると超素敵な階段があって

おおう⁈ってなった

しかも緩やかにカーブしてんねん

半螺旋階段やん!これは私の好きなやつですわ


2階は和洋折衷なつくりの展示室になってました

床の間に櫻谷の作品が展示されています

普通と違って作品が少し高い位置にあるのは

椅子に座って鑑賞する事を前提としてるから

掛け軸を椅子に座って見る!

先進的な発想ですね


先程、和館で展示されていた画三昧の実物も

改めて見るとあの部屋の再現度高いな!


奥にもう一つ部屋がありました

窓が広くて素敵です


その部屋の襖に描かれた蕨の絵が可愛い♡

この絵、狭い部屋の足元にあるから

見逃してしまいそうになった


帰りに上から見た階段のカーブも良かったです♪

櫻谷文庫、初めて来たけど広くて見応え充分ですね

たまに特別公開しているようなので

興味のある方は是非どうぞ♪


京都モダン建築祭はまだ続きます〜