ここに来て急に昨年の話になりますが
12月23日は「第二回 大人の化学クラブ」でした。
クリスマス前に超現実と向き合う系女子、カッコイイ!
そんな訳で、またまた大阪市立科学館へ行って来ました。
今回のテーマは「香りの化学」
世界結晶年2014記念でそのテーマだそうですが
世界結晶年ってなんやろか…(´・ω・`)
取り敢えず、実験始めちゃいましょう!
最初の実験は「薬品で香り物質を作る」です。
何度見ても実験器具ってワクワクするよね♪
それでは、試験管にエタノール1mlと
酢酸1mlを入れましょう。
そこに濃硫酸を加えて、温熱器で沸かしたお湯で温める、と。
待ってる間に香りの説明しましょう。
温める前の段階では酢酸が超汗臭い人の匂いで
うっかり容器の匂いを直で吸ってしまうと「うえっ!」てなる状態。
エタノールは、私はあんまり匂いを感じませんでしたね。
酢酸と混ぜても、中の液体は、ただただ酢酸臭かったです。
指定の温度まで温めたら、精製水を加えます。
するとほら、液体が二層に分かれてるのが分かりますか?
上の部分が合成された酢酸エチルという成分です。
試験管を嗅ぐと、汗臭さは消えて接着剤の匂いがしました。
酸っぱい系の匂いには変わりないけど、
こっちなら一杯吸い込んでも大丈夫やで!(`・ω・´)
合成成功や!
お次はメントールの再結晶。
瓶の中のメントールの結晶を、お湯につけて溶かします。
お湯を入れたビーカーに瓶を入れると
徐々に結晶が液体化して…
はい溶けた。
これを瓶内に回し広げて乾かすのです。
私の瓶には、なんか丸い形が出てきましたが
実際はなんかこう、樹状っぽくなるらしいんですよね~
「最初に渡した結晶の形になるんですけどね」
ていわれても…(´・ω・`)
なんかちがう?
この実験はちょっとよくわからなかったなぁ。
でもメンソールはいい匂いやったからいいや(*^-^*)
最後は天然素材を使った、におい袋作りです。
ビャクダン、チョウジ、ケイヒ、リュウノウ
サンナ、カッコウ、ダイウイキョウ
これらを好きな分量で混ぜます。
初めに単品で香りを嗅いで、どんな匂いかメモったのですが
今見たら私のメモ、全部「お寺のにおい?」って書いてあった
語彙力なさすぎやろ(;´∀`)
あ、ケイヒだけ「シナモンだろうか?」て書いてたけど
うん、それ普通にシナモンやんな。
各材料を適量すり鉢に移して
混ぜます!
ご~りご~り♪
それを和紙に包んで、可愛い袋に詰めたら完成~!
完成品のメモには「マイルドになったお寺の匂い」
と書かれてました。
どんだけお寺の匂い好きやねん(笑)
でも、これ落ち着く香りです♪
私の感覚だと、やっぱり天然の香りの方が
深みがあっていい感じがしますね。
最後は科学館内の香りコーナーで簡単なお話を。
私も一応は女子なんでアロマとか好きですが
こうしてみると、香りにも色々あるんやなぁって
いつもと違う視点で香りを考える事が出来て
面白かったです(*´▽`*)
さて、これにて全2回、大人の化学クラブ2014は終了です。
や~、この講座、実験楽しいし、新しい事が知れて面白いわ~!
実験好きな人達と会える機会も滅多にないので
また次回も参加したいなぁ♪
大阪市立科学館 http://www.sci-museum.jp/
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