@Haco. satelite

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従来の@Haco.からお花の記事を分けてこちらに載せていくことにしました。

主にDFA取得のためのレッスン関係の記事を載せていこうと思っています。

Amebaでブログを始めよう!

ご報告が遅れましたが、DFA二次試験が終了し、無事合格することができました。

応援してくださった皆さん、ありがとうございました^^


試験は午前10時スタートで途中15分の休憩を挟み、1時に終了。

いつものレッスンの雰囲気とは全く違って?教室は静まり返り、緊張で張り詰めた3時間でした。

試験後に3人のジャッジによって採点が行われ、その日の内に合格の報告を聞き、帰宅。

合格発表からは緊張の糸が切れ、抜け殻のようになっています(苦笑)。


主婦の習い事とはいえ、今回はDFAというオランダの国家資格への挑戦。

久しぶりに何かに一生懸命打ち込んだと思える充実した日々でした。

残りのオランダ生活が残り少なくなる中で、オランダでの財産となるものが一つ増えたという達成感で今は単純に満足しています。

とはいってもDFAは一つの通過点。

免許を持っていても使わなければただの資格なので、これからの生活の中で使っていかなければいけないなと思っている次第です^^


さて、試験内容のご報告。


@Haco. satelite Hand-tied Bouquet




@Haco. satelite Bridal Bouquet


@Haco. satelite Object Decoration

プレゼント数点をその中に組み込んだアレンジメント。

プレゼントはケーキ台、粉ふるい、ココット皿2点、泡だて器です。

花材は落ち着いた色味のピンクを基調とし、シルバーをさし色に使いました。


試験当日はテーブルセッティングまで行って完了。

テーブルクロス、ランナーを引き、その上にアレンジを乗せ、シルバーのオーガンジーの布をふんわりとかけてやさしい雰囲気を出しました。テーブルにはお花と同色のシルバーピンクのエッグチョコや製菓用アラザンを所々に散らしてスイーツな雰囲気を。



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アレンジは大1つ、小2つの計3つを制作。


こちらはココット皿にアレンジしたもの。

大きいケーキのアレンジと関連性が分かるよう、

同じパラレルデコラティブのスタイルでアレンジしました。


アレンジの上には泡だて器を中に浮かせるようにして入れ込んでみました。


フラワーフォームの隙間かくしに当初はモス(苔)を使おうと思っていたのですが、前日の資材探しでシルバーグリーンの綺麗な色味のグリーンを発見したのでそちらを使ってみることに。

思ったとおり、アンティークピンクとの相性ばっちり!

グリーンを足元まで垂らすことによってナチュラルな雰囲気を狙っています。
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こちらは粉ふるいのアレンジ。

こちらも同じくパラレルデコラティブに。

大きいケーキと同じ花材を使いつつ、関連性をもたせました。

トップにはシルバーの小鳥を乗せてさし色&ポイントに。

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大きいケーキの周りに巻いた猫柳は事前に手を加えたり下準備をするのがNGだとのことだったので、前日に作戦を変更。

先生の提案で、リボンの裏に両面テープを貼り付け、テープの上に猫柳の枝を並べてくっつけることに。


試作なしのぶっつけ本番でのトライだったので、内心うまくいくか、テープから枝が剥がれたりして返って時間のロスを招いてしまうのではないか・・・これが一番の心配の種でした。

ですが、なんとか枝は剥がれ落ちることなく、巻きついてくれました。

このお陰で試験の規定に違反することなく、かなりの時間短縮になりました。

先生に感謝です^^



@Haco. satelite Hand-tied Bouquet


スパイラルのテクニックでラウンドに束ねるハンドタイドブーケ。

complementary=反対色の配色。

赤と緑が反対色となるそうです。

ブーケの終わりはレザーファン(シダ)にしたのですが、

レザーファンの葉を一枚丸ごと使ってしまうと、葉先の尖った部分がデコボコしてラウンドの形を弱めてしまうので、葉の先のほうをちぎって丸く整えることで綺麗なラウンドにまとまります。

少しの手間で仕上がりに大きな差が出るのにはびっくりです。



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Bridal Bouquet


ワイヤリングとグルーのテクニックで作るブライダルブーケ。

今回もトライアングルで、注意するポイントは毎度のごとく。


三角形の下のラインにカラーを使って長さを出しました。

カラーは茎の先からやや長めにワイヤーをかけ、ワイヤーが見えないよう、その上からフローラルテープを巻きます。

茎全部にテープを巻いてしまうと美しくないので、必要でなければしない方が良いそうです。


大き目の葉には一枚ずつワイヤリングをすることで立体感を出してみました。


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Hand-tied Bouquet


スパイラルのテクニックで半球形に束ねるラウンドブーケ。

オレンジとパープルの反対色です。


色が一箇所に片寄らないよう、バランスを見ながら配色することが大切。

特にガーベラは面積が大きく、ビビットなオレンジが視線を集めやすいので配置に気をつけることがポイント。

@Haco. satelite Bridal Bouquet


ワイヤリングとグルーのテクニックを使ったブライダルブーケ。

トライアングル、3角形の3本ライン、フォーカルポイントに気をつけて制作します。


フォーカルポイントには蘭をもってきました。

@Haco. satelite Object decoration


試験本番はこのアレンジで行くことに決めたので、試験に向けて作品をブラッシュアップするため、再制作。


制限時間内に完成させるため、細かな部分から大きい部分まで時間短縮の方法をあれこれトライしてみることに。


例えばケーキの周囲に巻き付けた猫柳。枝をあらかじめ接着剤でリボンに固定してすのこ状態にしておき、巻きつけるだけにしておきました(後日、試験本番での枝の加工はNGとのことで、本番は別の方法で制作することになったのですが・・・)。

また、今回は茎が弱く、フラワーフォームにさすのにタイムロスしがちな花材や、下準備に時間のかかる球根は避けてみました。

これらの工夫でかなりの時間短縮に。





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花材は金魚草、チューリップ、バラ、スプレーバラ、キク、猫柳、hypericum、skimmia、など。

前日に金魚草を斜めにキープしていたのが原因なのか、頭が斜めを向いて曲がってしまいました。

当日、アレンジを理想に近いものにするためには、花材の下準備や管理、開花の逆算も大切なポイントですね。