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阿蘇スローライフ手帖

阿蘇での”のんびり”とした日々の生活を綴りながら、阿蘇の魅力を発信していきます。

熊本と大分を結ぶ豊肥本線が阿蘇カルデラのなかを東西に横断しています。

 

 

私は「鉄ちゃん」という訳ではないのですが、NHKBSで放送している「六角精児の呑み鉄本線 日本旅」が大好きで毎回観ています。

 

実は昨年の12月に番組で豊肥本線と南阿蘇鉄道を取り上げてくれたのですが、ちょうど収録の一日目が雨で、せっかく来てくれたのに、阿蘇谷(カルデラ凹地の北半分)から見えるはずの雄大な阿蘇の山々が全て霧や雲のなかという残念な回となりました。

 

ところで、番組の挿入歌で「お前の町へ」という唄があります。

 

どこまで来たのかな うとうとしたんです。

トンネル抜けたら どの駅でしょうか

たずねる人も無いな 2両編成

お前の町までの 駅を数え

残ったビールを呑み干そう 呑み干そう

 

この曲を初めて聴いたときに、鉄ちゃんにとっては気動車の2両編成というのは、田舎を走る列車をイメージさせてくれる代表格なのかなと勝手に思いました。

 

 

阿蘇区間の豊肥本線は単線、非電化で、普通列車はまさしく歌詞にあるように2両編成です。

車体は赤色なのですが、それが背景の外輪山の緑に映えてとても印象的です。

内牧駅と市ノ川駅間のこのスポットはノスタルジックな感じを受ける私のお気に入りの場所です。

 

熊本駅から宮地駅間の特急列車として「あそぼ~い」があります。

先頭と最後尾はパノラマシートの展望車となっており、小田急のロマンスカーのようなデザインです。

 

 

 

 

3号車はファミリー車両と呼ばれ、子どもが車窓を楽しめるように少し床が高くなっており、また子ども向けの本やキッズスペース、カフェも同じ車両に備えられています。

 

 

 

もともと昭和63年から平成17年までは蒸気機関車の臨時快速列車として、「あそBOY」が運行されていました。

しかしながら、蒸気機関車の老朽化のため運行は断念され、このキハ183系の「あそぼ~い」があとを継いだという形になっています。

 

JR九州には面白い列車がいっぱい走っていますね!