FOREST CAFE BEAR | 阿蘇スローライフ手帖

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阿蘇での”のんびり”とした日々の生活を綴りながら、阿蘇の魅力を発信していきます。

ASO Kenny’s Caféさんのご紹介で、小国町にあるカフェ「BEAR」さんにおじゃましました。

 

 

グーグルマップで場所を探すと、主要道路からかなり離れた山のなかにピンが刺さりました。

まさしく「ポツンと一軒屋」的なカフェです。

 

 

「ファーム・ロードわいた」という広域農道があり、車を走らせていると「BEAR」という小さな看板を見つけました。

 

看板に導かれながら、舗装はされているものの細い道をしばらく進むとBEARさんがありました。

事前に、こんな道を通ると知らされていなければ、きっと不安になったかもしれません。

 

お店は原っぱの丘の上に建っており、「アルプスの少女・ハイジ」のような雰囲気です。

 

 

ご主人に「どうやってこの土地を見つけたのか?」と直球質問をぶつけたところ、

ある不動産屋さんにこの土地に連れて来られて、

「普通の人だったら買わないけど、あなただったら買うだろう」

と言われたそうなのです。

さすがに即答はしなかったらしいのですが、最終的には購入を決意されました。

 

 

もともと福岡県でカレー屋を営んでいたご夫婦は約20年前に小国に移住して来られました。

 

今は原っぱのこの土地も、最初は杉の木が生える森林状態だったらしいです。

地形は変えずに、それを今のような原っぱの状態にするにあたっては、かなりの時間を費やしたとのではないかと容易に想像できます。

 

 

メニューのなかで人気のあるハンバーグ・カレーを注文しました。

私の好きな欧風カレーでした。

香辛料が程良い感じで、胸のあたりがほんのり熱くなりました。

 

 

一人で行ったものですから、景色が見えるテーブル席は他のお客さんに譲り、私は暖炉のそばの席に座りました。

おそらく冬場はここが特等席なのだろうと思います。

 

この暖炉の上に、ご主人およびご家族、そして愛犬や建物をモノトーンで描かれた絵が飾られていました。

 

 

奥様にお聞きしたら、ご主人が広告代理店に勤めていたときのデザイナーさんの作品で、お店の建物のデザインも手掛けられたそうです。

 

お店ではTシャツも売られています。

 

 

お食事をいただいたあとに、お店の周りを散歩しました。

 

針葉樹が生い茂るこの風景を見ていると、日本ではなくカナダに居るような感じがしてきました。

 

 

「丘の上の原っぱの一軒屋」は、いつか住みたいと思っていた私の理想だったので感動しました!

また違う季節に来てみたいと思います。