阿蘇スローライフ手帖

阿蘇スローライフ手帖

阿蘇での”のんびり”とした日々の生活を綴りながら、阿蘇の魅力を発信していきます。

私の仕事帰りの日課として3パターンあります。

 

・運動公園あるいはクロスカントリーコースでジョギングする

・行きつけのカフェでマスターと雑談する

・温泉に入る

 

このなかでも温泉には週に2回は必ず行きます。

温泉地を移住先としたメリットを最大限に発揮しているというわけです。

 

 

阿蘇にある温泉は以下のような分類ができます。

 

・ホテルや旅館の「入浴のみも可」というところ

・主に観光客を対象にした日帰り温泉や家族風呂(料金はやや高め)

・市が運営している温泉施設

・地元の人達が行く「町湯」(公衆浴場)

 

私がよく通う温泉施設をふたつ紹介します。

 

 

ひとつは阿蘇市が運営している「一の宮温泉センター」。

古城と呼ばれる地区にあり、とても綺麗な施設です。

阿蘇市民であれば、料金は200円。

年間パスは14,000円で70回入れば元が取れる計算です。

 

温度がぬるめの露天風呂もあります。

普段は「烏の行水」の私でもここでは比較的長い時間入浴できます。

副交感神経が優位となり、リラックスできるため夏バテ防止にもなり、夜は熟睡できます。

 

一の宮温泉センターに行くと、私が住んでいる自治会の区長さんと必ず出くわします。

年間パスをお持ちのようで、時間帯も毎日同じです。

私を見かけると、「お~っ」と気さくに声をかけてもらえます。

一緒に湯舟に浸かりながら、町の裏話とか聞くことができるのですが、区長さんは熱めの内風呂がお好きなので、あまり長話するとこちらが湯あたりしてしまいそうで危険です。(笑)

 

 

もうひとつの温泉は、中通地区にある「早稲田(わさだ)の湯」です。

こちらは阿蘇市民でも知らない人がいるくらいの秘湯と行っても良いでしょう。

料金は同じく200円です。

 

 

小さな温泉施設で、建物も古めで決して綺麗というわけでもないのですが、浴槽がヒノキで作られているので、湯舟に浸かったときの肌触りが良く、とてもリラックスできます。

手前と奥の浴槽では温度が違い、奥の方がぬるめとなっています。

泉質はちょっとヌルッとした感じです。

 

 

温泉に来られる方は近所の高齢者ばかりで、入浴中の話題としては「作物の生育状況」とか、「どこの誰々さんが先日亡くなった」とか、そんな内容です。

高齢者が喋る熊本弁も100%理解できるようになりました。

 

別の機会に内牧の町湯についても触れたいと思います。