3/20に名古屋で行われた「乃木坂46 アンダーライブ全国ツアー ~永島聖羅卒業コンサート~」。
このコンサートをもって、乃木坂46の1期生 永島聖羅が乃木坂46を卒業した。


今回は個人的な想いを書きたい。

前にも触れたが、自分が乃木坂46を好きになったキッカケはせいらりん。
彼女がいなかったら乃木坂46のファンにならなかったかもしれない。

個別握手会で最初に握手をしたのもせいらりんだった。
「透明な色」のリリース記念握手会で、その時は3rdBDLの当選直後でその話をした。
そして衣装は「君の名は希望」。
その時からせいらりんとの最後の握手会まで、ずっと優しい笑顔と楽しい会話で楽しかったし、その笑顔に元気をもらった。

そんな「せいらりん」の卒業…。
卒業コンサートが終わった今でも、「乃木坂46から、せいらりんがいなくなる」という事にリアリティがない。
それは今回のコンサートは抽選が外れて生で見てないから、実感がないのかもしれない。


せいらりんが乃木坂に残してくれたモノは多い。
「アンダーライブ」が最たるものだと思う。

最初は全国握手会の後、「おまけ」のように行われたアンダーライブ。
「いつか武道館でやりたいね」と、夢のような冗談のような、そんな言葉から物語は始まった。
そして2015年の冬、アンダーだけでの武道館2daysコンサートが行われ、大成功をおさめた。

その陰には、せいらりんの包み込むような優しさ、明るさ、パワーがメンバーを鼓舞し前を向かせ、「アンダー」という存在を絶対的なものにした一因である事は間違いないと思う。

その夢の舞台でせいらりんは卒業を発表した。
2期生として後輩として、せいらりんのそばにいたきいちゃん(北野日奈子)は卒業が許せないくらい。
発表の瞬間にしゃがみ込み、ずっと泣いていたのはきいちゃんだった。

卒業コンサート中、きいちゃんの右手は固く握られていたそう。
寂しさ、悲しさ、辛さ…。その小さな手には様々な想いが詰まってると思う。
その中には「せいらりんを安心して卒業させるんだ」という気持ちを感じた。
そして、未来への決意と闘志も込められていると思う。

きいちゃんだけでなく、アンダーメンバーみんなが同じ気持ちだと思う。
そんなメンバーたちのアンダー。
せいらりんが卒業発表で言ったように、「輝かしい未来」が待っていると思う。


乃木坂46メンバーは全員、卒業が「絶対的な運命」として待っている。
「その時」は早かれ遅かれ、いつかやってくる。

せいらりんは、良くも悪くも、乃木坂46人生のほとんどの時間を過ごし、全身全霊で取り組んできた「アンダーライブ」を自分の乃木坂46人生の最後の舞台に選んだ。

せいらりんらしい選択だと思うし、当然の選択だと思う。
その選択を、出身地にも近い名古屋で実現させた。
またコンサート終了後の21時、「『永島聖羅』をツイッターのトレンドワードにいれよう」という動きが始まる。
せいらりん本人が「みなさんが寂しくならないように」という気持ちから始まった。
ファンがそれに呼応し、瞬時に広がり、見事トレンド入りする。

全ては「永島聖羅」という人物の人徳であり、人柄であり、功績が実現させた事だと思う。

「永島聖羅」はみんなに愛された人物だという事だ。


せいらりんに対して想う気持ちは、せいらりん唯一の選抜曲「君の名は希望」のサビでも表せる。

「こんなに誰かを恋しくなる自分がいたなんて 
想像も出来なかった事
未来はいつだって新たなときめきと出会いの場
君の名前は希望と今知った。」

今後の使命は「元 乃木坂46」の看板を背負い、彼女の進む道で成功する事である。
それは乃木坂46の可能性を証明し、未来の道を切り開くことだと思う。

つまり「乃木坂46」がさらに活躍できるよう、永島聖羅は「希望」として巣立っていく。


思い入れがある好きなメンバーが、「乃木坂46を見る」という行動の中に存在しない世界は想像できない。
だからいつものように「せいらりんが卒業したのなら…」という未来の想像もできない。

正直、今でも「なんで?」という気持ちもある。
自分に言い聞かせるために「卒業おめでとう」と言っている気がする。
心の底から「卒業おめでとう」と言っているが、まだ現実を受け入れきれてない自分がいる。
でもこの言葉は心の底から思う。

せいらりん
出逢えてよかった
たくさんの笑顔と元気をありがとう
またね