新任管理職専門コーチの田端です。
管理職となれば、
高いコミュニケ―ション能力は
必須のスキルですよね。
業績を上げたいと思ったら、
相手ときちんとこちらの意向を伝えて、
理解してもらい、協力を取り付ける。
部下に仕事をしてもらうことが
絶対必要になってきます。
処理できない量と質の仕事を任されていますから。
今日はその重要な
「コミュニケーションのコツ」
を一つ、お教えしますね。
それは。。。。
「千本ノックは禁止です!」

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「コミュニケーションはキャッチボール」
なんて言葉、聞いたことありますよね。
そういうと、
「あ~、要するに相手の言うことを良く聴けって事でしょ。
そんなの分かってます!」
っていう方も多いんですど。。
でもちょっと待ってください!
ひょっとすると以前の私みたいに
あなたは気づかないうちに、
相手の話、聞いているつもりで、
ただ打ち返しているかもしれませんよ!
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部下が何か意見とか、考えを言った時、
「あ~それはダメだな。」
とか、
「そんな考えじゃうまくいかないよ。」
なんて言ってませんか?
実は私、以前よく言ってました。
そして、
部下に
「田端さん、私の話を良く聴いてくれませんか?」
なんて言われて、
「何言ってんだ!、話を聞いているから、
君の考えの問題点を指摘してるんだろ!」
なんて言い返してること、
良くありました。
こっちにしてみれば、
きちんと聞いているわけですよ!
だから、反論できるわけで。
問題点がわかるわけなんで。。
でも部下にしてみれば、
ぜんぜん聞いてもらえてる
気がしていなかったんですね。
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あなたは、
「気持ちいいキャッチボール」
っていうと、とんなキャッチボールを
想像します?
お互い、きちんと取れそうな
ボールを相手に投げて、
それを相手がしっかり受け取って、
ちょっと間をあけて、
相手もこちらが取りやすい
ボールを投げ返してくる、
そんな感じじゃありませんか?
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では、
さっきの会話をちょっと思い出して見てください。
どんなキャッチボールに見えます?
何か言うと、スグに
「あ~それはダメだな!」
とか
「そんな考えじゃうまくいかないぞ。」
なんて、即反論される会話。。。
いや、あなたに反論してる気はなくても、
相手はそう感じちゃうんですよ。
こういうコミュニケーションは
楽しいキャッチボールというよりは、
投げたボールを全部バットで思いっきり
「カキーン」
って打ち返されてる、
そんな風に見えませんか?
打ってるあなたは楽しいかもしれませんが、
打ち返されてる方は、楽しくないですよね。
「コノヤロー、だったらこっちも
打ち返したろか!」
なんてことになりませんか?
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じゃあ、これを
楽しいキャッチボールにするには、
どうしたらいいと思います?
まずは
「ちょっと間をあける。」
ですね。
スグに口を開くのではなくて、
ちょっと間をあける。
これだけでも、場の雰囲気は和らぐものです。
そして、
相手に自分がしっかりボールを受け取ったことが
分かるようにしましょう。
なにしろ、会話のボールは見えませんから。
ちゃんと言葉で、相手に
確かに受け取った、と伝えましょう。
具体的には、
「相手の言ったことを要約して、確認する。」
です。
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実は以前、私は国内での会議とか、打ち合わせでは、
自分が発言すると本当に周囲は敵ばっかりになっちゃって、
なかなか話がうまくまとまらないことが良くありました。
でも、どういう訳か、
海外での会議だと、みんな私の意見を
良く聴いてくれて、良いと思えば、採用しくれる。。。。
そんなことが続いてました。
当初は、
「外国人は合理的に考えるが、日本人は情だとか、
根回しとかメンド臭いものを重視するからだ。」
「だから、正しいことを言っても下らん理由で
ケチつけられるんだ!」
なんて決めつけてたんですけど。。
でも、よくよく考えてみたら、
海外での打ち合わせは当然、
英語でやるわけですよ。
で、様々な国の人が参加してるんで、
みんな、それぞれの国のなまりが
あるんですね。
(私もコテコテの日本人なまりなので
人の事は言えませけどが(笑))
するとよく聞き取れないこともあるんで、
果たして自分がきちんと相手の言ったことを
理解できてるかどうか、不安なので、
自分が発言する前に必ず、
「ちょっと確認させてくださいね、
あなたの言いたいことは、
要するにxxxということですよね?」
と相手の言った内容を
確認してたんですね。
だから、外人との打ち合わせでは、
自然に気持ちいいキャッチボールが
無意識のうちに成立してたんですね。
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かたや、国内の打合せでは
生まれてからずっと話している
手慣れた日本語で即反論!
相手の発言を
バットを振りまわして、
カキーン、カキーンと、
打ち返していた、
正に千本ノック状態ですから、
うまくいく訳、ありませんよね。
相手もおもしろくないんで、
こちらの発言を「カキーン」
と打ち返す。。
するとこっちもカチンときて。。。
そんなことを繰り返してたんですね。
この事実に気づいて、
国内でも、まずは相手の発言内容を
確認してから、発言するようにしたら、
かなり穏便に話しが進むように
なりました。
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あなたも、無意識の内に、
相手の発言を即バットで
「カキーン」
って打ち返していませんか?
それ、会話のキャッチボールに
なってませんから。
まるで鬼コーチが千本ノック
してるようもんなんで、
相手はちっとも楽しくないです。
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コミュニケーションのコツは、
まずは相手の話を要約して、
相手の話をしっかり理解する、受け止める。
それから話す。
ちょっと意識してみてくださいね。
千本ノックは絶対禁止です!
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