部下の育成=教育ではありません! | 管理職に向いてないな、と悩んでいたあなたが、3か月で管理職になって良かった!と思えるようになる方法

管理職に向いてないな、と悩んでいたあなたが、3か月で管理職になって良かった!と思えるようになる方法

管理職らしい仕事ができないし、言いたいことも言えない。だけど部下にはなめられたくないし、仕事が出来る人になりたい! でもこのままだと上司に見限られそう。。そんなあなたが、なぜか言いたい放題言いながらも、上司にも部下にも信頼される方法をお教えします。

新任管理職専門コーチの田端です。

 

 

ゴールデンウィークも残り半分となってしまいましたが、

 

 

皆様いかがお過ごしでしょう。

 

私は、なんとデータを保管していた

外付けHDDが故障してしまい、

朝から頭を抱えてました(汗)

 

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最近、

 

 

 

「部下を育てられない。。。」

 

という悩みをお伺いすることが多いので、

 

 

この問題について、

私の見解をお伝えしたいと思います。

 

 

 

 

題して、

 

部下の育成=教育ではありません!

 

 

です。

 

 


 

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先日、長年マーケティングの世界で

活躍されていた方と

お話した時のことですが、

 

今は変化の激しい時代です。

 

マーケティングの分野でも、

SNSマーケティングだとか、

コンテンツマーケティングだとか、


次から次へと新しいものが出てきます。

 

 

こうなってくると、

今まで自分が培ってきたスキルとか

知識とかは、すでに時代遅れ。。。

 

 

部下に教えても

大して役に立たない。。。

 

 

むしろ若い部下の方が

こういう新しいテクノロジーについては

精通しているので、教えることがない。

 

むしろこっちが教えてほしいぐらい。。。

 

 

 

逆に部下は上司を、

 

「知識も能力も無いくせに、

ガミガミとうるさい厄介者」

 

ぐらいにしか思っていない。

 

一体どうしたものだろう?

 

みたいなお話でした。

 

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でも、ちょっと待ってください!

 

 

これって部下を育成とは、

 

学校の先生みたいに、

上司が部下に何かを

教える事だって考えてませんか?

 

 

 

上司がなんでも

 

 

部下より良く知っていて、

部下が知らない知識とか、

 

部下ができないスキルを

 

教えることだって、とらえていませんか?


 

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これは

 

 

「部下を育成している」

 

 

のではなく、

 

 

「部下を教育している」

 

 

だけです。

 

 

 

 

 

確かに、

 

 

 

 

部下の育成の中には、

部下が知らないことを教えるとか、

部下が身に着けていない

スキルを教える、

 

といった教育の一面も

 

ありますけど、

 

これは部下育成のほんの一部。

 

 

 

 

部下の育成=教育

 

 

 

 


 

と考えていると

 

 


 

 

 

部下に何かを教えようと思ったら、

まず、あなた自身が仕事のすべてを

部下よりも理解し、

熟知していなければいけない、

という事になってしまいます。

 

 

 

 

 

今のように進歩の速い世の中で、

 


あなたは、部下に教える前に、

新しいものを全て把握し、

熟知することなんて、できますか?

 

 

 

あなたが神様か

 

 

スーパーコンピューターでもない限り

ムリですよね。

 

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部下を育成と教育は違います!

 

 

 

 

部下を育成するという事は、

 

部下が誰にも頼らず、

 

自分で何が今必要なのか、

何が課題なのかを判断し、

 

 

 

それを入手するためには

どうしたらいいか、

 

課題を克服するためには

何をしなければいけないか

を考え、

 

 

 

あらゆる問題、課題を

自分で考え、

解決、達成できる人間、

 

 

そんな自立した人間に

 

育て上げることなんです。

 

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部下をこういう自立した人間に

 

 

育成することができれば、

楽ですよ~!

 

 

あなた自身がすべての仕事について

 

 

部下よりも知識、スキル面で

優れている必要はありません。

 

部下は自分の職務遂行に

 

必要なことは

全て自分で考え、判断し、

行動してくれます。

 

 

 

 

 

あなたは、管理職として、

しなければいけないことは、

 

 

進むべき方向性を示すこと、

 

部下が向っている

方向性が間違っていないか、

確認、是正すること、

 

社内、社外の障害を

取り除き、

部下が仕事がやりやすい環境を

整えてやること、

 


ぐらいです。

 

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もちろん、こういうことを

きちんと遂行するには、

 

ある程度の世の中の流れ、

新テクノロジーに関する

基本的な知識は必要ですよ。


 

でも、細かい点まで

熟知しておく必要はありません。

 

 

このくらいならできるでしょ?

 

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そういう部下に育成するために

あなたがしなければいけない事。

 

 

それは、

 

知識を教えることでなく、

 

「部下に考えさせること。」

 

「考える習慣をつけさせること。」

 

です。

 

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「自分はこの問題をどうしたいと

思っているのか。」

 

「そのためにはどうしたらいいのか。」

 

「今、何ができそうか。」

 

という事に常に意識を向けさせる、

 

 

時にはブレインストーミングを

して一緒に考える、

 

他の部下にも意見、

考えも出してもらって、

一番いい解決方法を見出す、

 

そんなことをすればいいんですよ。

 

 

簡単でしょ!

 

 

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実はこれ、

私が管理職になって

5年ぐらい経った頃に、

管理職研修で

教わったことなんですね。

 

 

 

その時教わったのは、

 

 

「上司だからといって、

部下より、全ての仕事において

勝っていなければならない

わけではない。」

 

「上司として、管理職としての

仕事がきちんとできていれば

それでいい。」

 


ということでした。

 


この教えのおかげで、

 

その後、他部署に異動しても、

業務内容が大幅に変わっても、

 

時代の変化の波が

大きく変わっても、

対処してゆくことができました。

 

 

そして、気づけば、30年間、

管理職を続けていました。

 

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今日のポイント、

 

部下の育成=教育ではない。

 

お分かりいただけましたか?

 

 

部下を一人の

しっかりと自立した人間に

育てるために、


しっかり、


「部下の育成。」

 

心がけてください。

 

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どんな難題もスムーズこなし、

 

部下の指導・育成に自信が持てる
部下からも上司からも信頼される。

 

優秀な部下に囲まれて、定時で帰れる。
場を離れると、パートナーや子供とも

思いっきりプライベートライフを楽しめる。

 

 

 

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