昨日はコミュニケーション能力を高めるために、相手の視点に合わせる、ものの考え方の傾向に合わせるお話しをしましたが、あなた自身の視点を見直す必要なケースもありますね。
言いたいことが言えない、もっと素直に自分の思っていることが相手に伝えられたら、もっと気軽に話せたら、等と思うことはありませんか?
このような場合、人は、もっと前向きな性格だったら、もっと社交的だったら、もっと自分の気持ちに素直になれたら、などと考えがちです。そして自分がもっと成長しなければ、考えがちです。
また相手が自分にとって大切は人であればあるほど、今の関係を壊したくないので、言いにくいことはなかなか伝えられない、ついつい遠慮してしまう、という事もありますよね。
コーチはこんな時、いろいろな視点からこの状況をとらえられるよう、お手伝いします。そうするといつの間にか、クライアントはこれから自分を成長させるのではなく、現時点で自ら直接その問題に対して行動を起こす決意をしている、という事も良くあります。
ある方は手紙を書いてみる、という選択をしました。ある方は、きちんとその人と向き合い、話をしてみる、という選択をしました。またある方はとりあえず電話をしてみるという選択をしました。
選択する行動は様々です。またやってみると思ったより負担ではなかった、予想よりうまく行った、ということもありますが、自分が望むような結果にならないときもあります。
しかし重要なことはその結果ではなく、むしろあなたが一歩踏み出した、という事実です。
人は行動すると、必ず何かを学び成長するものです。
あるクライアントの方は自分の上司とより良い関係を築きたいと思い、自分の気持ちを素直に伝えたのですが(かなり怖い上司の方だったようです)残念ながら思ったような結果とならなかったとき、自分にとってむしろこの問題はそれほど大きなものではなかったことに気づいたそうです。
そして以前は上司の一挙一動に戦々恐々とし、怒られようものなら、意気消沈、どっと落ち込んでしまっていたのですが、それ以降は例え失敗し、怒られても、あ~やっちゃった、次は気をつけよう、ぐらいのインパクトした感じなくなったそうです。
そうなると、自分自身の行動が軽やかとなり、周囲の人には、「xxさん、最近開き直っていますようね」等と言われながらも、周囲の人々から気軽に声をかけられるようになり、協力も得られやすくなったそうです。
このように一歩踏み出すと、行動の枠が拡がり始め、自分の視点も変わり、いつの間にか以前より自由に行動している自分、願ったような行動が取れている自分にふと気づきます。
人は行動することによって成長するものなのです。
コーチングで最初の一歩を踏み出して、自分が成長して行く過程を一緒に楽しんでみませんか?