日常久々に音楽を聴いてボロボロと泣いてしまったライブハウスは魔法だそこにいれば、ライトが消えていれば、もうどこへだって行けるような気がする、私はなんにだってなれて、なんだって怖くないだけど一歩たった一歩ライブハウスの扉を開ければ残酷なほどに無表情と日常が戻ってくる夕飯を食べながら泣いていた家族の前で泣けなくてトイレでしゃがんだこのままずっと傍観者でいるつもりなんだろうか私の人生の主人公は紛れもなくここにいるのに。死ねない。全然死にたくない。くやしい。どうしようもない。