†アスミータの独白† 毒吐く… -4ページ目

理想郷

おいらの理想って…









色々考えて…






見つからなかった昀




















何が欲しいとか…


何がしたいとか…














好きな人が居て…


その人の幸せを望んで…



望んで…


望んで…










望むだけかよ!










好きな人がずっと幸せでありますように…


































生きなくちゃ…



まず生きなくちゃ…

マラソンのその後…

リタイアしたランナーの代わりに歩き出した私は、どんどん追い越していくランナー達の背中を眺めながら、道端で倒れたランナーを見つけてはまた走れるようになるまで寄り添って助けてあげていた。


初めの助けて上げられなかった反省を踏まえて、彼を助けられなかった分まで頑張ろうとしていた。




でも、元気になったランナーはまた走り出さなくてはいけない。


みんなあっと言う間に先へ消えていった。


それが私の役割だと思っていたけれど、少しだけでも共に歩いた人と別れるのは辛かった。


でも引き留める事は出来なかった。







だけどね…とうとう見つけたんだ。


足を激しく痛めてもう走ることが出来なくなってしまったランナーを…それでもジリジリと前へ進もうとしているランナーを。




この人とならずっと歩いて行けるのではないか…


元気になって私を置いてけぼりにして走っていくことはない…


私の寂しい思いを無くしてくれるのではないかと。







寂しさから逃げたかった…

道連れが欲しかった…




まさかそんな都合の良い相手がいるなんて想像すらしていなかったけれどね。




















そして今、更に予想外な出逢いに直面している。








それは自分の走りを止めてまでも倒れたランナーを助けようとした心優しきランナー…

そのせいで自分の走り方を忘れてしまったランナー…





私には二人のランナーに同時に肩を貸せるだけの体力は無い。


でもこんな優しいランナーを放ってもおけない。







「頑張れ!」って声…


ここからでも届くかな…

マラソンは人生だ…

マラソンレースの5キロ過ぎで倒れた選手がいた。

私はただの傍観者だったのだが妙にその選手が気にかかり、10キロ過ぎまで一緒に歩きながら応援した。



でもそこでその選手はリタイアしてしまう。




誰も見ていない事を確認した私は、その選手のゼッケンとシューズを借り何食わぬ顔でレースに紛れ込んだ。






ゼッケンとシューズさえあれば走ることは出来る。


でも私はマラソンの事を良く知らない。

5キロ過ぎからは伴走していたけど、スタートからそこまでのことはコースの起伏も景色も日差しの強さも知らない。








さて、こんな私はこのまま走り続けて良いのでしょうか?




他の走者を巻き込んで転倒するかも知れない。

走路を間違えたら後続の走者も付いてきてしまうかも知れない。

また他の走者のスペシャルドリンクを勝手に飲んでしまうかも知れない。

もちろん不正参加だからゴールしたって正式には認められない。





今すぐリタイアすべきですか?







ただね…偶然にも入れ替わる前の走者と私が背格好から顔まで瓜二つで、彼の応援団は今でも本人が走り続けていると信じている。

そしてこのレースは一生で一度しか挑戦出来ない。


リタイア=選手生命の終わりを意味している。









一見楽しそうだと安易に参加してしまった私が悪い…激しく後悔している。

何度リタイアしようとしたか…でもさせてもらえなかった。














一体どうすれば…