考える羊… | †アスミータの独白† 毒吐く…

考える羊…

子羊は考えた。




自分も大きくなったらどこかへ連れて行かれる。

連れて行かれた羊は誰一人帰っては来ないから、その先がどんな場所か分からない。

もしかしたら…もしかしたらとても怖いところへ連れて行かれるのかも知れない。


他の羊達はみんなそんな事は気にしないで、草を食べたり遊んだりしている。





この柵の外はどんな世界なんだろう。


きっと食べられる草は少ないし、いつでも水が飲めるわけも無いだろう。

起きている時も寝ている時も、いつだって狼を警戒しなければいけない。




柵の中で守られ餌をもらって、その時が来るまで楽しく暮らすのが良いのか…みんなはそうしている。










でも…それは生かされているのであって、決して生きているとは言えない。









僕は…自分の意志で生きたいんだ。



家畜なんてまっぴらだ!