[バブル崩壊]
世間は不景気、就職難、就職浪人もチラホラ。。。
バブル崩壊の煽りを受けて今年も就職難だと聞いた。早目に活動している子は、「倫、実習なんて行ってる暇ないよ!倫も就職希望なんでしょ?実習は冬に行けばいいのに。。」
なんてバイト先の他校の友達も皆で心配してくれたけど、目の前にある食べ物に我慢しないのが、私。今食べちゃって後からそれが、人生最後の食べ物だったのに、と知って失敗してもへこたれないのが私だった。
進学希望の子達の方が多くて呑気に遊び捲っていたから危機感を感じないのもあったけれど、やっぱり海と幸せいっぱいだったから、他には何にも興味ないって言うのが本音。
就職活動の時間さえ、勿体ないと思った。
「海はさぁ、どうやって
今の会社決めたの?就職活動どんな風にやったの?」
「俺さぁ、陸上やってく気だったんだよ、けど2年時に高熱でたった1ヶ月入院したら筋肉が全部落ちちゃってさぁ、走れない身体になってた。だから進学希望に切り替えたんだよな、けど2年からじゃ遅かった。全然付いて行けなくてさぁ、担任が推薦してきた中で一番給料が良いとこが今ンとこだったんだよな。」
「そっか…推薦かぁ」
正直言って、私は可成驚いた。自分の将来を自分で探すんじゃなくて選んで貰う?私の中ではあり得ない言葉だった。。。
海は、諦めが早い。自分に余り期待しない所が欠点だ。私は、そんな海にもっと広い世界が見せたくて、もっと自分の可能性を信じて貰いたくて、沢山の友達に合わせたり、舞台や映画、ライブ、イベント、とにかく私の持っている世界のものは全て吸収させた。海も、私の知らない世界を沢山見せてくれた。電車圏内だった私の行動範囲は海の運転する車で広範囲になったし、海の会社の友達やら先輩とも遊ぶ機会を貰った。お互いに成長している感じが、とても心地良かった。
全ては順調に時を重ねていったが、私の仕事先は見つからないままでいた。
名前の聞いた事も無いような会社に資料請求をして、会社説明会へと足を運ぶものの、何だかピントがズレているような心地で、いた。仕方なく面接を数社受けては見るけれど、グループで議論しても話が私だけ外れてしまったり。面接官の的外れな質問に呆れてしまい、熱弁してしまったり。
知能検査みたいなテストは、時間より大幅に早く終ってしまい、回答用紙裏に、試験の無意味さを論文してしまうなど、本当に貴方、会社に入る気あるんですか?と想われても仕方ない様な傲慢さで、いた。
一から見つめ直しした方が良さそうだな。。。
私の行く末が、不安定な中、海は同期で仲の良い芝っちと、実家&寮を出て二人暮しを始める計画を立てていた。
私達はお互いに実家暮しで、海は通勤に一時間以上費やす。私も学校へは一時間かかる。それに問題は貧乏学生だったので、海ばっかりがホテル代やらガソリン代を支払っていた。二人で過ごす事が出来れば何だって良かったんだけど、場所も限られるし何かと二人でいる事はお金がかかっていて。。海のママから私に電話が入った程だった。
「あの子ねぇ、毎月四万も私から借りてるのよ。車買ったばっかりでしょう?時間はいくらでもあるんだから、もう少し二人で計画的にやってちょうだい」
疎ましくなっていた。二人の時間を親たちは邪険にする。邪魔だなぁ…
芝っちは、何度か遊んだ事があって、好感を持っていたので、チョコチョコ遊びに行っても問題ないし、彼らの仕事は夜勤があるので芝っちが夜勤の時は海と二人っきりで過ごす時間が出来るって事!この計画は願ってもないチャンス!!
私は夢心地で、海たちの部屋探しにピョンピョン跳ねて付いて回った。
世間は不景気、就職難、就職浪人もチラホラ。。。
バブル崩壊の煽りを受けて今年も就職難だと聞いた。早目に活動している子は、「倫、実習なんて行ってる暇ないよ!倫も就職希望なんでしょ?実習は冬に行けばいいのに。。」
なんてバイト先の他校の友達も皆で心配してくれたけど、目の前にある食べ物に我慢しないのが、私。今食べちゃって後からそれが、人生最後の食べ物だったのに、と知って失敗してもへこたれないのが私だった。
進学希望の子達の方が多くて呑気に遊び捲っていたから危機感を感じないのもあったけれど、やっぱり海と幸せいっぱいだったから、他には何にも興味ないって言うのが本音。
就職活動の時間さえ、勿体ないと思った。
「海はさぁ、どうやって
今の会社決めたの?就職活動どんな風にやったの?」
「俺さぁ、陸上やってく気だったんだよ、けど2年時に高熱でたった1ヶ月入院したら筋肉が全部落ちちゃってさぁ、走れない身体になってた。だから進学希望に切り替えたんだよな、けど2年からじゃ遅かった。全然付いて行けなくてさぁ、担任が推薦してきた中で一番給料が良いとこが今ンとこだったんだよな。」
「そっか…推薦かぁ」
正直言って、私は可成驚いた。自分の将来を自分で探すんじゃなくて選んで貰う?私の中ではあり得ない言葉だった。。。
海は、諦めが早い。自分に余り期待しない所が欠点だ。私は、そんな海にもっと広い世界が見せたくて、もっと自分の可能性を信じて貰いたくて、沢山の友達に合わせたり、舞台や映画、ライブ、イベント、とにかく私の持っている世界のものは全て吸収させた。海も、私の知らない世界を沢山見せてくれた。電車圏内だった私の行動範囲は海の運転する車で広範囲になったし、海の会社の友達やら先輩とも遊ぶ機会を貰った。お互いに成長している感じが、とても心地良かった。
全ては順調に時を重ねていったが、私の仕事先は見つからないままでいた。
名前の聞いた事も無いような会社に資料請求をして、会社説明会へと足を運ぶものの、何だかピントがズレているような心地で、いた。仕方なく面接を数社受けては見るけれど、グループで議論しても話が私だけ外れてしまったり。面接官の的外れな質問に呆れてしまい、熱弁してしまったり。
知能検査みたいなテストは、時間より大幅に早く終ってしまい、回答用紙裏に、試験の無意味さを論文してしまうなど、本当に貴方、会社に入る気あるんですか?と想われても仕方ない様な傲慢さで、いた。
一から見つめ直しした方が良さそうだな。。。
私の行く末が、不安定な中、海は同期で仲の良い芝っちと、実家&寮を出て二人暮しを始める計画を立てていた。
私達はお互いに実家暮しで、海は通勤に一時間以上費やす。私も学校へは一時間かかる。それに問題は貧乏学生だったので、海ばっかりがホテル代やらガソリン代を支払っていた。二人で過ごす事が出来れば何だって良かったんだけど、場所も限られるし何かと二人でいる事はお金がかかっていて。。海のママから私に電話が入った程だった。
「あの子ねぇ、毎月四万も私から借りてるのよ。車買ったばっかりでしょう?時間はいくらでもあるんだから、もう少し二人で計画的にやってちょうだい」
疎ましくなっていた。二人の時間を親たちは邪険にする。邪魔だなぁ…
芝っちは、何度か遊んだ事があって、好感を持っていたので、チョコチョコ遊びに行っても問題ないし、彼らの仕事は夜勤があるので芝っちが夜勤の時は海と二人っきりで過ごす時間が出来るって事!この計画は願ってもないチャンス!!
私は夢心地で、海たちの部屋探しにピョンピョン跳ねて付いて回った。