カイロ行き、エジプシャンエアー内では、せんだの様な濃い顔のスチュアートが目の前に座り、終始笑顔。。。拷問だ。前を向いていられずに窓へ視線を移すと、継ぎ接ぎしてある翼から剥げかかった部分が、ヒラヒラと風になびく姿が見え、こっちも拷問。。
倫「Aちゃん!前も横もキツイっす!あはは」
A「そうだわね~♪粒揃いのミツオsmileが、意味深よね?彼ら、ラマダン中らしいよ!なのに、あの笑顔はおかしいよね?」
倫「ラマダン?何すかそれ?」A「宗教の関係で、断食中って事」倫「へぇ~、じゃあ特別な期間にエジプトで過ごせるんだ、楽しみだね」
カイロの空港で、トイレに向ったMが、走って来て手を引っ張った「いいから、来てみなよ♪」
ビックリだった、十畳程のガーデニング用に敷き詰められた風、土の片隅に直径20cm程の筒状に掘られた穴があるだけ、、(10年以上前だからね、今は違ってると思いたい。)
M「私上手く命中出来たの~アハハ誉めてよ♪勿論大きい方でchallengeしたんだからっ」
倫「国際空港で、これって事は、先が楽しみだね♪最後の国だから、滅茶苦茶やろーね」
燦々と照りつける黄色い太陽を浴びながら、5つ星だと言われるHotelに着いた。バナナの皮が腐った様な強烈な臭いの中庭を過ぎ、離れで南国リゾート風の広い部屋に通されたが、Hotelマンが中々帰ってくれない、、又、ミツオsmileですか、、
チップ代わりに、私達は日本から持参していた風邪薬やら整腸剤、胃薬、頭痛薬等あらゆる常備薬を持ち帰りに荷物になるし、、って感じでゼスチャートークで、あげた。伝わったのかは不明だけど、飛び跳ねて喜んで仲間が後から後から増えて部屋には既に10人のHotelマン。。何とか、帰って貰って、明日からの散策計画を練っていると、、
トントントン。。「ストロベリーヌ!ヘイ!ミスッ!ストロベリーヌ!」
Hotelマンに名前を聞かれて、私が教えてあげた名前を叫んでる。。。
まだ、何か貰いたいんだなぁ~と思いながら、Doorを開けてビックリした。ツインのベットに乗り切らない程の長さのフルーツ盛りをさっきのHotelマンらが笑顔で持っていた。
倫「あんなの、凄い安いのに、あんた達メッチャ良い奴だね~」
エジ「これもこれも上手いよ!これは、こうやって食べるんだよ♪仲間も呼んでフルーツpartyしたらイイよアハハ」
翌朝、Hotelのロビ-で売店に入ると、私達があげた薬たちが綺麗にガラス板の上に並べられ販売されていた。(何でもありだな、、)
この日は、墓巡りと美術館前夜、鳩飯?食べて具合の悪いAちゃんはグッタリしてバス内待機。。他三人は、今まで回った国の中で一番食事が体にあって美味しかったと元気モリモリだったが、Aちゃんは、パジャマから着替えるのもダルいらしく、唸ってた。。
3月の気候とは思えない、38度を越え太陽は乾いた空気を更に焼き付けるかの様にジリジリと肌を差す、暑いと言うよりは日差しが痛い。現地の人が、目以外布で覆われた服装をしている意味がやっと判った。布で肌を隠している方が過ごしやすい。デニムを洗って朝乾して置けば、夕方には乾いている程だった。
ツタンカーメンやら宝飾品だらけの美術館では、お掃除のオバちゃまが、食器用洗剤とスポンジ、バケツを持って国宝の美術品をバシャバシャと洗ってる姿が気になって仕方無かった。
街並みはカラフルに彩られ、どの家の壁にも絵が描かれていた、現地に住む日本人ガイド曰く、その家の自慢となるものが描かれていると言う。飛行機の絵?乗ったことあるよ自慢?パイロットだよ自慢?各家の壁画は様々な想像を沸き立たせ眺めているだけで、心が和んだ。
石屋さんって言うのかな?エジプトでお守りの様な黄金虫の石が沢山ある、飲み物とかも売ってる民家にお邪魔した。出迎えてくれたのは、その店の主人と、チビちゃん二人姉妹、割合裕福なお家の子達なのだろう、身なりが可愛らしく、貴金属も身に付けていた。
石屋に興味の無かった私達は、彼女らと一時の間を過ごしたくて、くっついて回った、お姉さんの方は、おませで、私が秘密の場所を教えてあげると指先を私の口元にあて、倉庫に連れて行ってくれた。「好きなだけ持って行って良いのよ」店に並ぶ物とは比較にならない質の良さそうな天然石が瓶の中にドッサリ入っていた。。「あとで、パパに怒られちゃうよ」
「大丈夫、私のママは一番だから。。」どうやら、一夫多妻制の国ならではの発言をしてる。。
迷っている私の手の内に彼女のお気に入りが、どんどん入っていた。入りきら無い分はこの中に入れといたわ。と妹の方が私のbodyBagを指差す!!仕方ない、Bagの中身を彼女達に見せて何が欲しい?と訪ねると、化粧ポーチから、それぞれグロスと口紅を取り出した。(シャネル良くその年で、ご存知で、、汗)
記念撮影をしたけど、どっちが年上か分からないぐらいキメポーズで、底明るい笑顔で見送ってくれた。
この国の笑顔はどれも太陽のように明るく、瞳は透き通っている。日本人特有の、一歩突き出た行動や言動を馬鹿にするような事は無い。慎ましさ、恥じらい、謙虚、日本人の良さでもあるから否定はしないけれど、彼らの、素直さには心惹かれた。
お祈りの時間と重なったからと平気で二時間遅れで発車した寝台車は予定時刻ピッタリに到着するし、断食中でも、馬鹿食いしてる人もいた。特別な期間らしく夜中でも町は明るかったしあちこちから歌声が聞こえた。日本人からチップを巻き上げるのに必死なのは大人も子供も相変わらずで(彼らの生活がかかっているのだから当たり前だが)ラクダに乗れば直ぐ様「シャッター押してあげるよ」と子供が寄ってきたし、スフィンクスを背にのんびりしていると、「とっておきの場所に案内してあげる」と手を引かれ、着いて見れば、スフィンクスのオマルみたいな遺跡に座れと促され「シャッター押したげる」チップを渡さなければカメラは戻って来ない。馴染み易い私達は、持ち帰りたくない邪魔な物との物々交換で、欲しい物は楽々手にする事が出来たし、値下げさせてみると、ビックリするぐらいまで価格は下がった。
ギザの三大ピラミッドは、中に入る事が出来たし登る事も出来た。街並みから急に砂漠地帯に変わり、防弾ベストを着て銃を持った人も多い中で、想像より、丸っこく小さなピラミッドが3つ悠然とたたずむ姿は圧巻だ。色々な憶測が世に蔓延する事も実物をみると、納得だ。人間業とは到底思えない、何とも現し様のない力が、そこに確実に存在する。
いつまでも時間を忘れ眺めていたい魅力が存在する。初めから何も見ないでも、是だけ見れば、旅は満足だったと言い切れる。何なんだこれは!!
後ろ髪ひかれながら、その場を後にし、その日旅の最後を締括る、ナイル川サンセットクルーズでバナナ園に出向いた。帰りには、今迄目にしたことの無い大きくオレンジ色の太陽がこれ又広大な川に照り返されながら、沈むどんな絵画にも替えがたい姿をみた。旅の終わりを実感しながらも不思議と切なくなる様な感情はなく、寧ろ力がみなぎって、何かやりたくてはち切れそうだった。満足感を充分過ぎる程得過ぎて、心は穏やか、中には、炎のように熱くなったエネルギーが噴火を待ち構えているようで武者震いがした。
成田に飛行機が着陸し、久し振りに見た日本は、色で現すとグレー、先進国に中身がない空っぽさを感じて少し悲しかった。
父が迎えにきていて、四人一緒に車で、今回あったことを口々に話しまくった。追い付かないぐらい、皆が皆、エネルギー溢れていたようだ。私の家族は、ニコニコしながら私達の話にそれぞれ相槌うって微笑んでくれた。
倫「Aちゃん!前も横もキツイっす!あはは」
A「そうだわね~♪粒揃いのミツオsmileが、意味深よね?彼ら、ラマダン中らしいよ!なのに、あの笑顔はおかしいよね?」
倫「ラマダン?何すかそれ?」A「宗教の関係で、断食中って事」倫「へぇ~、じゃあ特別な期間にエジプトで過ごせるんだ、楽しみだね」
カイロの空港で、トイレに向ったMが、走って来て手を引っ張った「いいから、来てみなよ♪」
ビックリだった、十畳程のガーデニング用に敷き詰められた風、土の片隅に直径20cm程の筒状に掘られた穴があるだけ、、(10年以上前だからね、今は違ってると思いたい。)
M「私上手く命中出来たの~アハハ誉めてよ♪勿論大きい方でchallengeしたんだからっ」
倫「国際空港で、これって事は、先が楽しみだね♪最後の国だから、滅茶苦茶やろーね」
燦々と照りつける黄色い太陽を浴びながら、5つ星だと言われるHotelに着いた。バナナの皮が腐った様な強烈な臭いの中庭を過ぎ、離れで南国リゾート風の広い部屋に通されたが、Hotelマンが中々帰ってくれない、、又、ミツオsmileですか、、
チップ代わりに、私達は日本から持参していた風邪薬やら整腸剤、胃薬、頭痛薬等あらゆる常備薬を持ち帰りに荷物になるし、、って感じでゼスチャートークで、あげた。伝わったのかは不明だけど、飛び跳ねて喜んで仲間が後から後から増えて部屋には既に10人のHotelマン。。何とか、帰って貰って、明日からの散策計画を練っていると、、
トントントン。。「ストロベリーヌ!ヘイ!ミスッ!ストロベリーヌ!」
Hotelマンに名前を聞かれて、私が教えてあげた名前を叫んでる。。。
まだ、何か貰いたいんだなぁ~と思いながら、Doorを開けてビックリした。ツインのベットに乗り切らない程の長さのフルーツ盛りをさっきのHotelマンらが笑顔で持っていた。
倫「あんなの、凄い安いのに、あんた達メッチャ良い奴だね~」
エジ「これもこれも上手いよ!これは、こうやって食べるんだよ♪仲間も呼んでフルーツpartyしたらイイよアハハ」
翌朝、Hotelのロビ-で売店に入ると、私達があげた薬たちが綺麗にガラス板の上に並べられ販売されていた。(何でもありだな、、)
この日は、墓巡りと美術館前夜、鳩飯?食べて具合の悪いAちゃんはグッタリしてバス内待機。。他三人は、今まで回った国の中で一番食事が体にあって美味しかったと元気モリモリだったが、Aちゃんは、パジャマから着替えるのもダルいらしく、唸ってた。。
3月の気候とは思えない、38度を越え太陽は乾いた空気を更に焼き付けるかの様にジリジリと肌を差す、暑いと言うよりは日差しが痛い。現地の人が、目以外布で覆われた服装をしている意味がやっと判った。布で肌を隠している方が過ごしやすい。デニムを洗って朝乾して置けば、夕方には乾いている程だった。
ツタンカーメンやら宝飾品だらけの美術館では、お掃除のオバちゃまが、食器用洗剤とスポンジ、バケツを持って国宝の美術品をバシャバシャと洗ってる姿が気になって仕方無かった。
街並みはカラフルに彩られ、どの家の壁にも絵が描かれていた、現地に住む日本人ガイド曰く、その家の自慢となるものが描かれていると言う。飛行機の絵?乗ったことあるよ自慢?パイロットだよ自慢?各家の壁画は様々な想像を沸き立たせ眺めているだけで、心が和んだ。
石屋さんって言うのかな?エジプトでお守りの様な黄金虫の石が沢山ある、飲み物とかも売ってる民家にお邪魔した。出迎えてくれたのは、その店の主人と、チビちゃん二人姉妹、割合裕福なお家の子達なのだろう、身なりが可愛らしく、貴金属も身に付けていた。
石屋に興味の無かった私達は、彼女らと一時の間を過ごしたくて、くっついて回った、お姉さんの方は、おませで、私が秘密の場所を教えてあげると指先を私の口元にあて、倉庫に連れて行ってくれた。「好きなだけ持って行って良いのよ」店に並ぶ物とは比較にならない質の良さそうな天然石が瓶の中にドッサリ入っていた。。「あとで、パパに怒られちゃうよ」
「大丈夫、私のママは一番だから。。」どうやら、一夫多妻制の国ならではの発言をしてる。。
迷っている私の手の内に彼女のお気に入りが、どんどん入っていた。入りきら無い分はこの中に入れといたわ。と妹の方が私のbodyBagを指差す!!仕方ない、Bagの中身を彼女達に見せて何が欲しい?と訪ねると、化粧ポーチから、それぞれグロスと口紅を取り出した。(シャネル良くその年で、ご存知で、、汗)
記念撮影をしたけど、どっちが年上か分からないぐらいキメポーズで、底明るい笑顔で見送ってくれた。
この国の笑顔はどれも太陽のように明るく、瞳は透き通っている。日本人特有の、一歩突き出た行動や言動を馬鹿にするような事は無い。慎ましさ、恥じらい、謙虚、日本人の良さでもあるから否定はしないけれど、彼らの、素直さには心惹かれた。
お祈りの時間と重なったからと平気で二時間遅れで発車した寝台車は予定時刻ピッタリに到着するし、断食中でも、馬鹿食いしてる人もいた。特別な期間らしく夜中でも町は明るかったしあちこちから歌声が聞こえた。日本人からチップを巻き上げるのに必死なのは大人も子供も相変わらずで(彼らの生活がかかっているのだから当たり前だが)ラクダに乗れば直ぐ様「シャッター押してあげるよ」と子供が寄ってきたし、スフィンクスを背にのんびりしていると、「とっておきの場所に案内してあげる」と手を引かれ、着いて見れば、スフィンクスのオマルみたいな遺跡に座れと促され「シャッター押したげる」チップを渡さなければカメラは戻って来ない。馴染み易い私達は、持ち帰りたくない邪魔な物との物々交換で、欲しい物は楽々手にする事が出来たし、値下げさせてみると、ビックリするぐらいまで価格は下がった。
ギザの三大ピラミッドは、中に入る事が出来たし登る事も出来た。街並みから急に砂漠地帯に変わり、防弾ベストを着て銃を持った人も多い中で、想像より、丸っこく小さなピラミッドが3つ悠然とたたずむ姿は圧巻だ。色々な憶測が世に蔓延する事も実物をみると、納得だ。人間業とは到底思えない、何とも現し様のない力が、そこに確実に存在する。
いつまでも時間を忘れ眺めていたい魅力が存在する。初めから何も見ないでも、是だけ見れば、旅は満足だったと言い切れる。何なんだこれは!!
後ろ髪ひかれながら、その場を後にし、その日旅の最後を締括る、ナイル川サンセットクルーズでバナナ園に出向いた。帰りには、今迄目にしたことの無い大きくオレンジ色の太陽がこれ又広大な川に照り返されながら、沈むどんな絵画にも替えがたい姿をみた。旅の終わりを実感しながらも不思議と切なくなる様な感情はなく、寧ろ力がみなぎって、何かやりたくてはち切れそうだった。満足感を充分過ぎる程得過ぎて、心は穏やか、中には、炎のように熱くなったエネルギーが噴火を待ち構えているようで武者震いがした。
成田に飛行機が着陸し、久し振りに見た日本は、色で現すとグレー、先進国に中身がない空っぽさを感じて少し悲しかった。
父が迎えにきていて、四人一緒に車で、今回あったことを口々に話しまくった。追い付かないぐらい、皆が皆、エネルギー溢れていたようだ。私の家族は、ニコニコしながら私達の話にそれぞれ相槌うって微笑んでくれた。