こんにちは、アスマです。

 

2016年9月、肝炎の数値は完全に下がってはいなかったものの、「きっと大丈夫でしょう」と医者に言われたので、一時帰国からモロッコへ再び出発しました。

 

体調はというと、すこぶる快調でした。

 

可能であれば、モロッコの病院で肝臓の数値を調べてください。と言われたが、なんとなくモロッコの病院が信用できないので、一度も調べには行きませんでした。

 

去年完全帰国後、血液検査しましたが、数値は完全に平常に!

 

 

モロッコへ再び戻り、彼(現夫)が空港まで迎えに来てくれていました。

 

3か月ぶりですが、とても新鮮です。そしてどこかお互いにドギマギ。

 

離れてるって寂しいですが、この久しぶり感がちょっと良いんですよねぇ。

 

余談ですが、むかーーしむかーし、韓国留学中に知り合った韓国ボーイと約3年間遠距離してたので、この久しぶり感が懐かしく、良いんですよねぇチュー

 

この日はマラケシュで1泊して翌日、彼の地元へ出発します。

 

ちょうど、犠牲祭に合わせて来たので、バスは満席、タクシーは割高、ちょっと大変でした。

 

タクシーを乗り継ぎだったので、バスよりは疲労感はなく逆に良かったかな。

 

夕方、彼(現夫)の地元に着き、久しぶりに家族と再会。

 

いとこにあたる子供はまだ3歳くらいで、今日は私が来るって聞いて、マーケットに行ってもソワソワして早く家に帰ろうって催促してたそうです音譜なんて可愛いんだろうラブラブ

 

 

さて、犠牲祭。

 

参加してみたかったイベントですが、やっぱり見たことのない状況を目の当たりにする恐怖心で複雑な心境でした。

 

犠牲祭前日、一人で玄関先に座ってゆっくりしてたんです。

 

ぞくぞくと羊やら山羊やら運ばれてきたり、久しぶりの家族に再会したりと、あちこちで繰り広げられています。

 

ボーっとしていると、斜め前の家から羊がすっ飛んで出てきたんです。

 

あああああああああああああああああああああああッゲッソリポーン 嘘だろ!?

 

まだ、前日だと余裕ぶっこいてたんですが、首を切られワーーーッ!ってなった羊が飛び出て来たんです。

 

覚悟を決める前に、こんな余裕ぶっこいてるときに、そんな光景を目の当たりにし、心臓はキューッとなりバクバクは収まりません。

 

羊は、飛び出てきてぶっ倒れたり起き上がったり・・。

 

羊を追って家から出てきた子供たちがキャッキャ言いながらはしゃいでいます。

 

なんとも複雑な光景です・・・。ショボーン

 

そして、ショックを受けていると、ウチの前にも貨物車が。

 

山羊さんです。可愛いんです。

 

 

女の子です。

 

山羊は雌を食すらしいです。

 

あぁ、こうやって書いていながらも胸が締め付けられますが・・。

 

前日からこうやって始まるなんて知りませんでした。

 

またショックを受けている間もなく、いとこの友達がやってきて、さっさとアッラーへ差し出しました。

 

血が出終わると、屋上へ持ち運び、解体です。

 

あっという間です。もっと仰々しく執り行われるものかと思っていました。

 

その日の夜はもちろん、ヤギ肉です。

 

ショックと複雑な気持ちと、モヤモヤしていたにも関わらず、肉になってしまうと・・・

 

肉自体はやはり見慣れているせいか、平気なんですね。

 

モロッコではレバーなどに脂肪を巻き付けてブロシェットにして食べます。

まぁ美味しいんですけどね。

 

そして翌日、犠牲祭当日です。

 

私はてっきり、ココのウチは前日にやってしまうのか~と思っていました。

 

もう終わったもんだと余裕ぶっこいてました。

 

いいえ、羊さんが貨物車で到着です。

 

ああ・・また見るのか・・・・とすごくまた複雑な気持ちに。

 

立派な羊さんです。こっち見てる気がしますショボーン

 

今度はちゃんと、命を頂くということに向き合おうと思い、その瞬間を見る覚悟をしました。

 

当日とあって、家族が見守ります。山羊の時はさっと済んでたので、せめて山羊もちゃんと見送ってほしいものですが・・。

 

さぁ、その時です。

 

でも!やっぱり無理!! そおっと家の中からの見学です。

 

窓越しに見ていましたが、さすがに生と死の間を見るのはとても、とっても・・

 

言葉では言い表せません。

 

でもこれが現実ですね、処理の仕方が違うだけで命を頂いてるのは同じなんですよね。

 

涙が止まりませんでした。

 

さらに、あの可愛い3歳児がやっぱりキャッキャキャッキャと首を手で切る仕草をしながら、大興奮です。

 

3歳であの光景を笑顔で楽しそうにしてる姿に、正直戸惑いを覚えました。

 

何もわからないから、そうなっちゃうのかなぁ・・

 

そのあとも羊の角を刃物で切る動画をなんども見せろと、真剣に見ています。

 

アニメには興味示さないのに・・これもまたショックな出来事でした。

 

こっちでは当たり前の光景だから普通のコトなんでしょうがね。

 

さて、羊さんの解体もちゃんと見ることにしました。

 

さすがにグロいんで写真はやめときます。

 

最初は、皮をはぐために足に穴を開け、そこに空気入れのチューブを入れます。

 

自転車の空気入れでどんどん皮と肉の間に空気を入れてパンパンにします。

口でフゥフゥして空気入れるとこもあります。

 

頭部を切断します。

 

簡単には取れません。

 

刃物で思い切り叩き切ります。

 

体は膨らんだら、手際よく皮をはいでいきます。

 

途中で足を縛ってつるし上げます。

 

一気に皮をはぎます。

 

内臓の処理です。

 

立派な胃袋が出てきます。来る前にいっぱい食べさせてもらったんでしょう。

 

ウンチは腸の中ですでに丸っこくなってるんですね。

 

パチンコの玉のように出ていくのを待っています。

 

全部出して、きれいにします。

 

胃袋はたしか、処分してました。

 

腸はきれいに洗ってこれを作ります。

 

名前忘れました。お肉を腸詰め(多分)し腸でクルクルしたやつ。

 

なんとも奇妙な食べ物です。まぁまぁ大きいサイズです。

 

焼いて食べますが、固くて食べづらい、味は・・まぁまぁです。

 

お肉は山羊、羊共に捌きたてだったからか、臭みはなくおいしく頂きました。

 

夜は屋上で肉を焼いたり、クスクス食べたり。

 

近くには羊がぶら下がってるんですけどね。

 

ご飯食べてると、彼(現夫)がムクっと席を立ち、羊の元へ。

 

ぶら下がってる羊の、ぶら下がってるキャンタマを切ってるではないですかチーン

 

それをスライスして焼いています。

 

まさかと思いましたが、私に食えと。

 

私は正直、鶏、牛、豚以外のお肉が苦手です。頑張って食ってたんですが、まさかのタマを食えとは・・。

 

家族みんなが注目しています。食べないわけにはいきません・・・滝汗

 

白子。食べず嫌いなので食べたことないんですが、きっとそれに似てるんだと思います。

 

好きじゃないですね。

 

翌朝は、おばあちゃんが頭部の処理をします。(山羊だったか、羊だったか・・)

 

頭部は毛をまず火であぶり焼き払います。

 

まっ黒焦げになった頭部は、たわしでゴシゴシ洗います。

 

下顎と上顎をセパレートします。

 

刃物でぶった切ります。

 

最後は手で裂き割ります。

 

出来上がりはコチラ。

 

なんだか見慣れてきた自分が怖いですが真顔

 

これは、昼に煮込んで食べます。

 

さすがに形が分かる状態で皿に盛られて出てくると、複雑な気持ちになります。

 

申し訳ないですが、食べられませんでした。

 

タン。これは食べてみました。なんかベロちっちゃいな・・・って想像したりして・・

 

味わうとかもう、そうゆうんじゃないですよねもやもや

 

 

これを機に、命あるものは大切に頂き、感謝して残さず食べようと思いました。

 

やっぱりお肉は美味しいんで、ベジタリアンやビーガンとかまでにはなりません。

 

初めての犠牲祭、とてもいい経験になりました。

 

夫は、日本に行っても犠牲祭は羊を絞めなければ!と意気込んでいます。

 

日本にそんなこと出来るとこあるんでしょうか。

 

大量に羊肉持ち帰られても、私は困ります。どうしたらいいもんでしょうかあせる

 

メッカに送り出せば良いのか。

 

次はいつまたモロッコで犠牲祭を過ごせるのかしら・・。

 

 

アスマ

 

 

 

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