「ゆず展」のフラッグで彩られる予定だった馬車道商店街=横浜市中区(写真:産経新聞)
横浜市出身の人気フォークデュオ「ゆず」のデビュー15周年を記念し、馬車道商店街(横浜市中区)を彩る予定だったフラッグ(旗)がはためかない。
イベント会社が用意したフラッグの掲揚が「公共性がない」と横浜市道路局に“ダメ出し”を食らったからだ。
一方、イベントを盛り上げたい横浜市文化観光局はデザイン変更で「今月中旬には掲げたい」と主張。
ゆずの地元・横浜で思わぬ波紋を呼んでいる。
「万国橋SOKO」(同)で1日から25日まで開催されている「ゆず展~15th Anniversary Exhibition~」に合わせて、横浜市中心部ではさまざまなイベントが企画されており、同商店街でのフラッグ掲揚もその1つ。
フラッグにはゆずのイメージカラーの黄色と黒色で「YZ15」と描かれ、同商店街のガス灯に1日から120枚が掲げられるはずだった。
イベント会社から9月中旬にフラッグ掲揚を持ちかけられた道路局だが、「強風で飛ばされる可能性もある」として当初から難色を示しており、「そもそも公共性のないイベントを道路上でPRすることはできない」と掲揚を認めない方針を貫いている。
イベント会社側は「見通しが甘かった」と認めた上で、デザインを変更。
ゆずのイメージカラーである黄色を基調にした新たなフラッグを提案している。
ゆずがかつて路上ライブを行っていた横浜・伊勢佐木町では19日から黄色にライトアップされるため、文化観光局は「(馬車道でのフラッグ掲揚を)19日には間に合わせたい」とするが、着地点は見えてこない。
「育ててくれた横浜に恩返しをしたい」とのゆずの2人の願いは届くのか。
フラッグの起こした“余波”に注目が集まりそうだ。