青木真也選手がシーザー・グレイシー・ジムで出稽古をするようです。

時期についてはまだ明らかになっていないようですが、シーザー・グレイシー氏は青木真也選手の申し出を快く承諾したようです。

シーザー・グレイシー氏には、単に青木真也選手が強くなる機会を与えたいという以外の思惑があるようです。

近年、アメリカのメジャー団体のイベントに参戦した日本人選手の多くがことごとく負けていくシーンが気になっていたようです。

シーザー・グレイシー氏は、日本のMMAはアメリカのそれに数年遅れを取っていると感じていたようです。

日本が柔道をブラジルに持ち込み、それが柔術として発展しました。今回青木選手を受け入れることにより、日本のMMAの発展に貢献して、少しでも御返しが出来ればという想いがあるようです。


今回の青木選手の素早い決断は良いと思います。ストライクフォースでのメレンデス選手との試合での敗戦後、既に練習環境に関する指摘が多くありましたが、青木選手も思うところがあったのでしょう。

この決断から察すると、青木選手はメレンデス選手へのリベンジにはそれほど執着していないように思えます。少なくとも、目先でのリベンジには関心はないということでしょう。

メレンデス選手の所属するジムに出稽古に行くということは、更に青木選手のことを研究されてしまいますし、同じ環境で練習をしている物同士の試合は組みにくくなります。

メレンデス選手云々よりも、アメリカで更なる高見を目指す、日本人のMMA選手としてトップを目指すという意識の表れだと思います。