先日、青木真也選手とギルバート・メレンデス選手がストライクフォースで対戦することが発表されました。

両者の対戦と同時に発表されたのが、青木選手のトレードマークともいえるロングスパッツの着用禁止でした。

しかし、ここで妥協案が採用されたようです。

Undirt.comによると、テネシーのアスレチックコミッションのジェームス・ムーレン氏が膝より上に限りスパッツの着用を認めたようです。

“We’ve researched the matter and determined that if he wears spandex it needs to stop above the knee,” Mullen said. “The way the unified rules read is it can be MMA shorts, kickboxing shorts or bike shorts, and it’s my understanding that if it stops above the knee it would be considered bike shorts. He won’t be able to wear the pants, but he will be able to wear that material, as long as it stops above the knee.”

ムーレン氏によると、色々と調査した結果、スパンデックス素材を着用するのであれば、膝上までに限定するという結論に達したようです。規定のルールではMMAやキックボクシング、バイク競技用のショートパンツの着用が義務づけられていますが、膝上までであればバイク競技用のショートパンツと同等と捉えられる、としたようです。ロングスパッツの着用は認められないが、膝上までに限り、同素材の着用は可能、とムーレン氏は言っています。

また、スパンデックス素材の着用はかかと周りにも認められるようです。

このようなスタイルの着用はUFC110で活躍した、ソティロパロス選手が記憶に新しいところです。

昨日、青木選手はストライクフォースでのメレンデス選手との試合で、ロングスパッツの着用が禁止されることに対して「僕の生足を見られる貴重な機会」と、ロングスパッツを着用出来ないことを意に介さない発言をしていました。

しかし、ロングスパッツの着用は禁じられたままですが、ここで膝上までとかかと周りの同素材の着用が認められました。

青木選手には2つの選択肢が出来たことになります。

青木選手はストライクフォースに生足で初登場するのか、それとも膝上までとかかと周りをスパンデックス素材で覆ってのアメリカデビューを果たすのでしょうか。