MMA JUNKIE.com に掲載されていた記事によると、7月19日に行われたアフリクションでマイク・ホワイトヘッド選手から勝利を収めた、レナート・ババル選手が、次の対戦相手にティト・オーティズ選手を指名したようです。

試合後のインタビューで、同日のアフリクションにて勝利を収めた同階級のホジェリオ・ノゲイラ選手との対戦に興味はあるかと聞かれたところ、彼とは一緒に練習したこともある仲間なので、試合を組まれれば戦うけれども、それは今自分が目指している試合ではないと答えています。

ババル選手は、ティト選手との対戦を熱望していたようです。

このババル選手の発言に対して、アフリクション代表のアテンシオ氏は、ティト選手の獲得は最優先事項ではないとしつつも、ティト選手とUFCの契約交渉がきちんと済んだタイミングで、アフリクションにとって利益になると判断すれば獲得に動くと言っています。

ティト選手も、UFCから離れたいという意思があるので、アフリクションに参戦する可能性は高いと思われます。TOP戦線からはやや後退してしまっているティト選手ですが、アメリカでの知名度は非常に高いのでアフリクションに参戦が決まれば話題性は抜群だと思います。UFCにとっては、アフリクションが更に圧力となりそうです。

一方で、アフリクションですが次回既にヒョードル選手VSアルロフスキー選手が決定していたり、前回のシルビア選手のファイトマネーが80万ドルであったり、気風のよさが目に付きますが、いつまでこの気風のよさが続くのかも気になるところです。思ったように利益がとれなく、あっさり格闘技から手を引いてしまい、またヒョードル選手の試合がしばらく観れなくなるのは避けて欲しいところです。