FightLine.comに掲載されていた記事によると、ダナ・ホワイト氏がUFCライト級王者のBJペン選手とUFCウェルター級王者のGSP(ジョルジュ・サン・ピエール)選手の対戦を示唆している模様です。
ダナ・ホワイト氏はBJペン選手にはあと年内に数回ライト級で試合をしてもらい、大晦日にGSP選手との対戦カードを組みたいと言っているようです。
両者共に、同階級での絶対王者としての地位を確立しつつある中で、確かにライバルとなる相手が同階級に存在していないのが現状です。
UFCのミドル級においても絶対王者としての地位を確立し、同階級でライバルといえる相手が見当たらなくなったアンデウソン・シウバ選手も一階級上のチャック・リデル選手との対戦の話が浮上しています。
BJペン選手VSGSP選手の対戦案が浮上するのは自然の流れなのかもしれません。
階級はウェルター級のGSP選手の方が一回級上になりますが、BJペン選手はUFCウェルター級の王者になったこともあります。ヘンゾ・グレイシー選手に勝利を収めたり、UFCライトヘビー級のRYOTO選手とも互角の試合を見せたこともあるので、体格差は不安材料にはならないでしょう。
以前両者は戦っていますが、その時は僅差の判定でGSP選手が勝利を収めています。
しかし、内容的にはどちらが勝っていてもおかしくないような内容でした。
もし大晦日にBJペン選手VSGSP選手が実現すれば、世界中が注目するカードとなるでしょう。