6月3日(火)に、ANAインターコンチネンタルホテル東京で行われた山本“KID”徳郁選手のDREAM参戦発表記者会見終了後、同ホテルにてDREAMと協力関係にあるM-1グローバルの会見がありました。

その会見で、M-1グローバルのワジム・フィンケルシュタイン社長は、ファイティング・ヒョードルというリアリティ・ショーの開催も発表しました。

ファイティング・ヒョードルの内容は、世界各国から16人のファイターを集めて、その中からトレーニングによる選考でヒョードルへの挑戦権を競わせるといったものです。

今、世界のヘビー級ファイターの中心にいるのはやはりヒョードル選手で、今後のヘビー級の動向はヒョードル選手と契約している、M-1グローバルが鍵を握っているようです。


ヒョードル

日本でヒョードル選手の試合を観れるとしたら、M-1グローバルと提携関係にあるDREAMのみでしょうか。

しかし、そうなるとDREAMに在籍しているミルコ選手との再戦も現実味を帯びてきます。

M-1グローバルはUFCとの関係はあまり良くないため、ヒョードル選手のUFCへの参戦はありません。一方のミルコ選手もUFCに戻る気配はないようです。

UFCで苦杯を飲まされたことにより、以前より評価を落としてしまったミルコ選手ですが、ヒョードル選手との再戦が実現すれば、依然ヘビー級のビッグカードとなるでしょう。

ミルコ選手も、ヒョードル選手との再戦は目標の一つにあるはずです。

ミルコ選手を獲得し、M-1グローバルとも提携しているDREAMにとっても、ヒョードル選手VSミルコ選手の再戦の実現は大きな目標の一つのはずです。

ヒョードル選手VSミルコ選手は実現するのか、しないのか。もし、実現するのであればDREAMなのか。それともアフリクション等の海外団体での実現となるのか。

この両者の再戦を語るにはまだ時期早々かもしれませんが、今後の動向が気になるところです。