人間の男性と女性の違いは、犬と猫の違いより大きいと聞いたことがある。本当か!?と疑いたくなるような記述ではあるが、感性や感情の部分となると本当にそうなのかもしれない。大金持ちになるよりも、円満な夫婦生活を続けるほうがよっぽど難しいという説もあるくらいだ。

上記は、単に自身の女性に対する理解が浅いことに対する言い訳にすぎないのであるが、それを象徴するようなプチ不幸が昨年12月、大阪を訪れた際に発生した。


私が大阪時代の会社の先輩I氏と、共通の女性の知人Nさんの家に招かれた。まず先輩Iさんと私が先にそこの家に到着。20分ほどして、Nさんの友人のAさんも到着。ほどよくお酒と料理を楽しみ、丁度途中で私に友人のK氏から電話が入った。K氏は私の先輩I氏とも仲が良かったのと、Nさんとも面識があったので、その場の勢いでK氏も誘い、合流した。その後も、程よく盛り上がり、皆楽しんでその家を後にした。

ここまでは普通の話だと思うのだが、その後自身にとって衝撃的なことが発生した。

次の日、招待してくれたNさんへ
「どうもありがとう。楽しかったっです。また皆で遊びましょう。」という旨のメールを送った。

すると衝撃的なメールが返ってきた。
「あらそうですか?私にとっては非常に不愉快な時間でした。あなたとはもう2度と会いたくないと思いました。さようなら。」

「。。。。。!!」
一瞬何が起こったのか分からなかった。夢かと思ったと言っても良いほどの衝撃。夢かもしれないと思い、試しに寝てみようかと思ったほどだ。

その後に私が取った行動としては、「何か気に障ることをしましたでしょうか?」というようなありきたりなメールを送ったくらいであるが、Nさんから返ってくるメールのテンションに変化はなく、これ以上のコンタクトは泥沼になると直感し、それ以降連絡を取っていない。。というよりも途絶えたという表現が正しいだろうか。

自分として何かとんでもないことをしでかしたのかと振り返ってみた。
記憶を辿ると3つのことが抽出されてきた。

①Nさんの家に招かれ、集合時間も決まっていたが、Nさんの家の最寄り駅に先輩のI氏と私が着いた時点で何も連絡せずに家に直行してしまったこと。

②その場の雰囲気で私に電話があったK氏を招いてしまったこと。

③帰る際に、Nさんに「この余ったシュークリーム(お土産としてI氏と私が買っていったもの)どうするの?」と聞かれ、安易に「明日、食べなよ。」と言ってしまったこと。実はシュークリームの賞味期限は当日であったにも関わらず。


今となっては真実は分からない。①~③の内のどれかかもしれないし、すべてかもしれない。またはどれにも該当しないのかもしれない。
ただ言えることは私が何かをしてしまったことによって、一人の女性が憤慨してしまったこと。そしてその原因が分からない、女性の感情・感性の理解度が低い男がいると言うことだ。