Europe's Choice | 欧州サッカークラブとの仕事を語るブログ

Europe's Choice

ヒースローで暇だったので、Newsweekを買ってみた。

というのも、キャッチがEurope's Choiceとあり、
表紙には、アメリカと日本をイメージした四角い缶
(お菓子とかが入っている四角いやつみたいなもの)
が並んでいて、アメリカの缶はきれいで洗練された缶、
日本はぼろぼろで錆びついた缶が書かれ、そして、
ヨーロッパがアメリカの缶に投票するというような感
じで書かれており、“お”読んでみたいと思ったから
です。

辞書もひかずに斜め読みしただけだったので、100%
読解できてるかわからないのだけど、ヨーロッパは
アメリカ型社会を目指すのか、日本型社会を目指すの
かというところで、アメリカ社会を目指すという記事
だった。

これまでの成長を維持しようと思えば、移民
を受け入れざるを得ない。ただし、仕事能力が高かった
りと、何かしら国に貢献してくれる可能性のある移民な
ら受け入れるというような主張だったと思う。


ヨーロッパは現在経済的に非常に厳しく、現地人の仕事
を奪う移民を排除しようという動きがでてきてはいるも
のの、移民を排除していく=人口が減るということなの
で、人口が減っても自国民の雇用を守るか、人口は維持
して移民をこれまで通り受け入れるかという選択の中で、
クオリティーの高い移民を受け入れるが、移民を受け入
れるという意味で、アメリカ型の社会を選ぶというニュ
アンスなのだと思う。


そういえば、イングランドへは留学する際の英語力の
要求基準がかなりあがったと聞いた。基準がかわった
のははこういう政策が影響しているのだろう。


翻って日本は、相変わらずほとんど移民を受け入れてい
ないので、人口減少→経済停滞という風に今後はもっと
厳しい社会になっていくのではないかと思う。


たまには、海外視点のニュースを読まないとなと思い
ました。というのもここしばらく日本でビジネスを展開
するというよりは、日本のビジネスモデルのアイデアを
使って、海外でビジネス展開を考えだしたところ、
どうも今までの自分の考え方は、日本視点に偏っていた
なあという反省があったからです。