LES TRIPLETTES DE BELLEVILLE
2002年 仏=カナダ=ベルギー
http://www.klockworx.com/belleville/
うちの近くのTSUTAYAは、毎週水曜日1本199円になります。
なもんで、ついついふらふらふら~っと立ち寄ってしまいます。
でも、当然のように店内は芋洗いの如くごった返しています。
わーもぉーいやぁーーーーー!
となったときにふと側の棚を見たら、このDVDがありました。
と、途端にあの主題歌が頭の中で大音量で流れて
気がついたらこれを手にレジに並んでいました。
もしかしたら、口ずさんでいたかも・・・。
で気になったのですが、
これ、公開当時配給会社はクロックワークスだったのに、
なぜかジブリシネマコレクションに入ってる・・・。
特典のインタビューで高畑勲監督が
「こんな素晴らしい作品はぜひうちのコレクションに入れなければと…」と
仰っていました。
まあ。
でも、ほか「春のめざめ」「キリクと魔女」と比べると異色のような。
どちらも闇はあるんですけどね。
このベルヴィル・ランデブー、ストーリーをさらっと説明すると
孫を拉致されたおばあちゃんが愛犬を引っ張り出し
拉致された先の街・ベルヴィルのかつて花形スターだった三つ子の奇怪なばあちゃんたちとともに
孫を取り返すべくマフィアに立ち向かう…っちゅーもの。
これだけ聞くとワクワクする冒険ものという気がする(まぁ事実そうか)んだけど、
絵のタッチや配色、レトロな音楽が悲哀に満ちています。
おばあちゃんと孫が生活している家はすぐ近くに鉄道が通り傾いているし、
おばあちゃんと孫はどう見ても裕福ではないし、
孫にはほかに友達いなさそうだし、
両親は事故でなくなったんだろう気配がむんむんだし。
インタビュー聞いて初めて知ったんですが、
おばあちゃん、ポーランドからパリへ来た移民らしいです。
ベルヴィルの三つ子も、
昔は華やかな世界にいたけど今はちっさなキャバレーで音鳴らすくらい。
まーそれでも楽しそうだけどね。
蛙大好きなところはゾゾッときます。
で、孫が拉致された先のマフィアお抱えの技師が、どう見てもネズミ野郎。
マフィアのボスですらボディーガードと銃なければちっさいちっさい。
右を見ても左を見てもしがないんですよ。
だからおばあちゃんの孫の笑顔が見たいという気持ちと
何が何でも孫を取り返さなきゃというのが光ってくるんですかね。
こんなしがない雰囲気に、主題歌がよく映える映える。
いかにも古き良き時代。
アフリカンな踊り子さんも登場します
(この人、“舞踊”の授業で習ったのに名前忘れた…)。
↑調べました。ジョセフィーン・ベイカー(Josephine Baker)です。
エンディングバージョンが好きなので、貼っておきます。
上記プロモーションビデオには、
本編に使われたアニメーションに歌手の人が登場しちゃいます。
「ホノルルには住みたくない」「シンガポールには住みたくない」
「コンスタンティノープルには住みたくない」等々
ベルヴィルに合わせて歌っていってます。
思わず踊りたくなる。
というか踊っちゃいました ^_^;>
しみったれた雰囲気ですが、
時折リアルな3Dが入っているし、
背景やら装飾品の細かさやら特筆すべきです。
人物のデフォルメも、面食らうかもしれないけど私は好きになりました。
それにしてもこの監督さん、
手塚治虫氏の影響受けているのかなぁ。
若かりし頃の三つ子、どう見てもそんな感じよ・・・。
ベルヴィル・ランデブー

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