2015/10/07 発売
01.INTRODUCTION
シンセとピアノのだけで構成された綺麗で不気味なイントロダクション。
地鳴りを上げてひび割れるかのようなピアノ。鍵盤というより打楽器的。
次の曲のD.A.R.K.のイントロであってもおかしくないくらいD.A.R.K.との繋がりが自然。
02.D.A.R.K.
重くほの暗い雰囲気が、サビの直前に一転。
歌声とピアノがふわっと空気を軽くし、その流れのまま歌声とピアノがメインの美しいサビに。
歌詞にある「美しい無二の世界」に誘われるメロディアスな1曲。
03.ANTARES
疾走感とサビの突き抜け感が気持ちいい。
間奏でアップテンポになってどんどん激しくなるも、何事もなかったかのようにサビに戻る(笑)
こういうことをサラリとやってのけるところが憎い…。
04.EVOKE
スティックのカウントから始まった…かと思ったらシャウトに切り裂かれる。
曲の展開が少なくストレートな分、ANTRESより疾走感があって、サビもキャッチャーだから聴きやすい。
ただ、シングルカットだから仕方ないけど、闇というより光…好きだけどね!笑
シングルでは歌声が立つ感じだけど、アルバムでは楽器の音が声と対等にはるようなアレンジ。
05.GHOST
シャッフルビート!いい意味で古臭い!
曲調だけならlynch.っぽくないけど、音のヘヴィさだったり、展開の仕方だったりがlynch.ならではでいいなぁと。
「ダッダッダリラ♪」を歌詞にしちゃうあたり愉快。あと、ため息が曲に艶を出してて良い。
06.ILLUMINATI
某Mバンドがカバーした某名曲が思い浮かぶ私ですが、それとはまったく違うイルミナティ。
最初あまり好きになれなかったけど何回か聴いてるうちにハマってきた。
よくよく聴くと歌メロのパターンが少なくて同じメロを繰り返してるんだけど、それを感じない。
07.ETERNITY
哀愁なんだろうけど哀愁さはあまり感じず、白いMVの印象のせいかもしれないけど、どこか神秘的。
全体的にしっとりしていて、サウンドも歌声もとろけるように甘い。100%歌モノ。
「失わないと得られない力など欲しくなかった」
っていう解説での葉月の言葉を聞いてから、聴くたびに苦しくなる。
どうかこの音が、想いが、届いてますように。
08.FALLEN
09.BEAST
ほとんど叫んでて歌はサビくらいなため、サビが際立つ。
そして口ずさみたくなるようなサビだけど、詞が聴き取れない…。
英詞かと思ってたのが日本語だったり。歌詞カード見てびっくり笑
10.INVADER
葉月と明徳の合作。
ベースのスラップから始まって曲中もスラップしててかっこいいんだけど…どこかおしい。
音のバランスのせいなのか、曲の短さのせいなのか…。
個人的にベースをもっと全面に持ってきて、いっそベース主役にしてもいいような…。
11.COSMOS
サビが終わるとテンポアップして異国な雰囲気の間奏になり、ヘヴィなギターソロの後、テンポダウンして浮遊感あるメロディアスな歌に。
この流れがまさに登山形式で、登山形式の良さが顕著に現れてる曲。
12.MELANCHOLIC
悠介曲。なんていうかオルタナティブ。
いきなりサビから始まるのだけど、戸惑うくらい綺麗で、惹きこまれる。
ふわふわ宙を漂ってるような無重力感。このまま溶けて消えてしまいたくなる。
FALLENと対になるのかな?
あちらが女性視点。こちらが男性視点。
あちらがさよならの直前。こちらがさよならの瞬間。
葉月が「Cメロが全て」と言っていたように、ここの部分がたまらなく好き。
今作というかこれまでのlynch.の曲で一番好きかもしれない。
13.MOON
星がキラキラ弾けるような音から始まり、あとはシンプルなバンドサウンドまっしぐら。最後にまた星が少しだけ弾け消える。
曖昧と断定が入り乱れる歌詞。ちぐはぐさが人らしくて好き。
闇がコンセプトだけれど、“夢”や“死”と言ったワードもよく出てきて、現実と夢が交差するような、どちらの世界でもない世界にいるような気分になる。
そして闇は闇でも、アルバムの流れが地上の闇から宇宙の闇になって、最後に月にたどり着くような流れで、通して聴きたい作品。
