近未来の日本。政治も行政も、すべてAIがトップに立って統治している社会——。

「え、またAIと人間の戦いの話でしょ?」って思ったあなた。違うんです、これが一味も二味も違うんです。

このアニメ『PSYCHO-PASS(サイコパス)』の世界では、人間の精神状態が数値化されて、コンピュータに「見える」ようになっています。つまり、今どれだけストレスを感じているか、犯罪を起こしそうかどうか、全部バレバレ。

そしてこの数値が高すぎると、なんと「潜在犯」として監視、時には排除の対象になってしまう。国民はみんな、この数値に一喜一憂して暮らしているんです。……まるでSNSの"いいね"の数で一喜一憂する今のネット社会の、超リアル版ですよね(笑)。

主人公は厚生省のエリート女子!

物語の主人公は常守朱(つねもり あかね)。厚生省に就職したてのピカピカのエリートです。

そんな彼女が、精神状態の数値で人の価値を決めるこの社会に違和感を覚え、葛藤し、成長していく姿が描かれています。しかも周りは、AIによる管理に疑問を持ちながらも、逃れられずに苦しんでいる人たちばかり。

人間らしさとは何か?正義とは誰が決めるのか?自由とは幻想なのか?観ている側にもグサグサ突き刺さるテーマが満載なんです。

とにかく、近未来でかっこいい!

スタイリッシュなビジュアルと、重厚なストーリー展開。劇場版も複数ありますが、やっぱりおすすめはTVアニメの第1シリーズ。ここにすべての原点が詰まっています。

興味がある人は、ぜひ観てみてください。終わった頃にはきっと、自分の「サイコパス」が気になって仕方なくなるはず(笑)。